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図書館の魅力に触れる

本紙掲載日:2022-12-01
6面
新刊の帯を利用したしおり作りには、子どもも大人も挑戦
ファンも増えている「エンターテインメントサークルひむか」の読み聞かせ

秋のとしょかんまつり−日向

 日向市春原町の市立図書館(星野真由美館長)で11月13日、図書館に親しんでもらう「秋のとしょかんまつり」があり、子どもから大人まで思い思いに魅力に触れた。

 新刊の帯を利用したしおり作りには、子どもと一緒に大人も挑戦。気に入った色やデザインの帯をはさみで切り抜き、専用のシートに並べ、貼り合わせて仕上げた。

 同図書館のボランティアグループ「エンターテインメントサークルひむか」(林田慎吾代表)は、男性メンバー6人でユーモアを交え、大型絵本や紙芝居を読み聞かせた。途中、メンバーふんするカッパや恐竜が登場。子どもたちは泣いたり笑ったり、くぎ付けだった。

 同サークルは、今年5月の「春のとしょかんまつり」でデビュー。「そこでファンになった」という日知屋東小3年の佐藤匠真さん(9)は、この日も家族と駆け付けた。「『きょうりゅうぼうや』の紙芝居が面白かった」と笑顔だった。

 このほか、気に入った本を持ち帰ってもらう「ブックリサイクル」や、普段入ることのできない場所に案内する「図書館ツアー」など、多彩なイベントでにぎわった。

 図書館の入り口前にはコーヒーなどを販売するキッチンカーも来場し、訪れた人たちはのんびりと穏やかな時間を過ごしていた。

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