災害時に役立つ調理法学ぶ
本紙掲載日：2022-12-05
2面
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もしもに備え、防災・即メシ講座
災害時に役立つ調理法や備えを学ぶ「『もしも』に備える、防災・即メシ講座」がこのほど、延岡市駅前複合施設エンクロスであり、日頃の食材のストック法や、家にある食材で簡単に調理する方法を学んだ。
講師は、延岡市在住の防災士で管理栄養士の吉田紋子さん（４６）。
冒頭、災害時の備えとして非常用持ち出し袋のほか、自宅が避難場所となる「在宅避難」などに備え、自宅備蓄が必要であることを強調。１週間分の食料品が必要だが、家族が多いほど場所を取るため、常に一定量の食材をストックし、賞味期限の近い物から日常の料理に用いて、使用した分は補充していく備蓄法「ローリングストック」を薦めた。
また、家にある食材で簡単に調理する防災食の調理法も紹介。耐熱ポリ袋に材料を入れ、湯煎調理で作るごはんや野菜スープ、袋に入れて混ぜるだけで完成のあえ物を作り、試食した。
吉田さんは、▽災害時に貴重な水を節約するためお皿はビニールをかぶせて使うこと▽湯煎調理は一度に複数の料理を作ることで光熱費を節約することなどのアドバイスを送った。
次回は１２月１６日午前１０時３０分から。参加費は館内８００円、オンライン５００円。エンクロスに電話（�箟箍�２０・３９００）、もしくはホームページから予約する。