健康長寿で値上げ抑制を

介護保険料、国民健康保険税

◆延岡市で講演会−１７日と１月にも

　延岡市はこのほど、同市東浜砂町の延岡総合文化センターで「介護保険料・国民健康保険税値上げストップ作戦」講演会を開き、日本健康食育協会代表理事で食アスリート協会副代表理事の柏原ゆきよさんが、骨と健康との関係などについて語った。

　市民と市が一体となって健康づくりに取り組むことで、介護保険料や国民健康保険税の値上げを抑制することを目的とした事業の一環。全３回シリーズで、「心と体が若々しく元氣になる『ご飯の食べ方』〜簡単！楽ちん！食費ダウン！〜」を共通テーマとしている。

　１回目の今回は「スリムに体型キープの秘訣（ひけつ）は『骨』美人〜メリハリボディーを作るライフスタイル〜」がテーマ。柏原さんは骨の構造や、たんぱく質など必要な栄養について説明し、「骨にいい食事は、体全体をいい状態で若々しく保つ食事になる」とバランスの重要性などを述べた。

　会場のロビーでは、旭化成延岡支社延岡総務部地域活性化推進グループが骨の健康度チェックを実施。１１項目の聞き取りで骨粗しょう症による骨折のリスクを調べる機器もあり、行列ができるほど関心を集めていた。

　講演会の２回目は１７日午後３時から、延岡総合文化センター小ホールで行われる。テーマは「減塩をしない新たな塩分との付き合い方〜毎日がワクワク楽しくなる食事術〜」。

　３回目は来年１月２１日、同ホールで行われる。テーマは「お腹（なか）からやせて若返るごはんの食べ方〜目からウロコのダイエットの新常識〜」。

　いずれも参加無料、申し込み不要。

　同講演会は、のべおか健康長寿ポイント対象イベント。参加すると、受付で１００ポイント分の台紙がもらえる。３００ポイントためると抽選に応募でき、５万円分の商品券（２本）など、５０００円以上の賞品が５０人に当たる。

　また、「のべおか健康マイレージ」アプリを提示すると、受付で１００ポイントがもらえる。延岡市独自の地域通貨「のべおかＣＯＩＮ」に変換し、「１ポイント＝１円」で利用できる。