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飯干さん（高千穂町）に功労者表彰

本紙掲載日：2022-12-20

2面

茶業功労者表彰を受ける飯干さん

県茶業協会長賞を受賞した延岡市の日髙農林水産部長（右）と下清水課長補佐兼農産園芸係長

茶業協会長賞は延岡市－みやざき茶推進大会

　２０２２年度みやざき茶推進大会は１５日、宮崎市佐土原町の県総合農業試験場で開かれた。席上、高千穂町の飯干敏光さん（７５）ら２人が茶業功労者表彰を受けたほか、全国茶品評会や県茶共進会で優秀な成績を収めた市町村に贈られる県茶業協会長賞を、延岡市が受賞した。

　飯干さんは、良品質な釜炒（い）り茶の製造により産地の維持、発展に貢献している。高千穂町茶業振興会会長や県茶業協会副会長を務め、西臼杵地域のみならず本県の茶業振興に尽力。こうした実績が評価され、これまでに大日本農会の農事功績表彰（緑白綬有功章）、黄綬褒章（業務精励）などを受けている。

　県茶業協会長賞を受賞した延岡市は、２２年度全国茶品評会で２等、３等にそれぞれ２点が選ばれ、配点基準に応じた合計得点が９市町（延岡市、高千穂町、新富町、都城市、五ケ瀬町、西都市、日之影町、小林市、高鍋町）の中で最も高かった。

　表彰は、みやざき茶推進会議の菊田武光会長が飯干さんに賞状、延岡市市農林水産部の日髙孝則部長と下清水大輔課長補佐兼農産園芸係長に優勝旗と盾を贈った。

　大会ではまた、高品位な茶の生産に努めることなどを掲げた大会宣言と、「コロナ禍にも負けず自己研さんに努め、未来志向の茶業経営を目指そう」などのスローガンが採択された。

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