味わう楽しさ体感
本紙掲載日：2022-12-20
6面
|
|
関連ニュース
関連ニュース
ポストのオブジェ塗り直す−西階幼稚園
掲載日 12/18
(6面)
しめ縄と竹馬作り体験−延岡
掲載日 12/17
(6面)
第３７回のべおか「第九」演奏会−写真特集
掲載日 12/16
(6面)
写真アラカルト
掲載日 11/30
(6面)
ココカラＳＤＧｓ−第４４回「小さな林業も活（い）かしてもっと豊かな延岡へ」
掲載日 11/28
(6面)
パフォーマンス交え華やかに−県警察音楽隊
掲載日 11/26
(6面)
わくわくどきどき人形劇まつり−子どもも大人も物語の世界へ
掲載日 11/25
(6面)
合唱や器楽演奏など披露−延岡市民音楽祭
掲載日 11/21
(6面)
福祉まつり大にぎわい−日之影
掲載日 11/14
(6面)
延岡シンフォニック吹奏楽団
掲載日 11/13
(6面)
最新のヘッドラインニュース
五ケ瀬スキー場、２０日オープン
掲載日 12/20
(1面)
エンクロスで「冬のおはなし会」−延岡
掲載日 12/20
(7面)
楽しい海外のクリスマス−外国人と交流
掲載日 12/20
(8面)
重機使う仕事「すごい」−日知屋東小で出張講座
掲載日 12/19
(2面)
機能別消防団員に任命−九州医療科学大の学生１８人
掲載日 12/19
(3面)
ＦＣ延岡ＡＧＡＴＡ−エンクロスを〃ジャック〃
掲載日 12/19
(8面)
ものづくり科学に関心−川島小で体験学習
掲載日 12/18
(8面)
風化する戦争の記憶継承−ステージ発表やパネル展
掲載日 12/18
(3面)
ポストのオブジェ塗り直す−西階幼稚園
掲載日 12/18
(6面)
映像通報システム正式運用−延岡市消防本部
掲載日 12/17
(3面)
方財小で味覚の授業
五感を使って味わうことの大切さや楽しみを体感する「味覚の授業」が９日、延岡市立方財小学校（内藤功校長、２７人）であり、１〜６年生が一つ一つ丁寧に味わいながら味覚を確認した。
講師は、洋康青果（宮崎市）パティシエの川��裕明さん（４６）＝延岡市出身＝。児童は川��さんの指示で、容器に入った塩、砂糖、酢、コーヒー、昆布だしなど一つずつ味わい、「酸っぱい」と顔をすぼめたり、「苦い」と顔をしかめたりしながら味わった。
川��さんは、味覚には甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の５種類あり、「五味」ということを説明。このうち「うま味」は日本人が発見した味だと紹介した川��さんが、昆布だしに塩を入れて味を見るよう指示すると、児童はゆっくりと口に含み、「味が変わった」「超おいしい」と笑顔を見せた。
児童が楽しみにしていたグミは、鼻を手でつまんで１０回かんだ後に指を外すルールで、「一気に甘くなった」「おいしい」と口々に叫び、川��さんは、においや見た目、口触りなどの五感でも味を感じることを紹介した。
酸味は腐ったときに、苦味は毒などに感じることが多いとして、「人間の体がいらない物は排除しようとしているから、酸味や苦味を苦手な人がいるのは悪いことではない」と川��さん。「味を感じる細胞『味蕾（みらい）』は大人になるにつれて少なくなっていく。食べることを皆さん楽しんで」と呼び掛けた。
濱松奏羽さん（６年）は「つまんでいた手を鼻から外すと急に味が濃くなった。給食でも試してみたい」と話した。
授業はみやざき食と農を考える県民会議、食育団体「ＩＫＵＭＩ」が主催し、今年は県内７１校で開いている。