青年農業者２人が意見発表
本紙掲載日：2022-12-21
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西臼杵ＳＡＰ会議が冬期大会
西臼杵郡内の青年農業者でつくる西臼杵ＳＡＰ会議（甲斐達也会長）は１４日、会員相互の研さんを目的に「西臼杵ＳＡＰ冬期大会」を、高千穂町三田井の西臼杵農業改良普及センターで開いた。関係者ら約４０人が参加。代表会員２人によるプロジェクト発表、意見発表に耳を傾けた。
冒頭、甲斐会長が「会員一人一人ができることを考え、西臼杵全体の農業発展に努めていこう」とあいさつ。西臼杵地区農業経営指導士の橋本憲史会長が「農業情勢が厳しい今こそ、一致団結して農業の大切さを訴えなければいけない。会員の皆さまにはその先頭に立って頑張っていただきたい」と祝辞を述べた。
大会では、就農８年目で初めてスイートピー栽培に挑戦している谷川俊彦さん（２８）＝日之影町分城＝が「冬季の収入向上に向けたスイートピーの導入について」、１０月の全国和牛能力共進会で総合評価群・種牛の部優等首席に輝いた今村隼さん（２３）＝高千穂町岩戸＝が「僕の牛飼いライフ」と題して発表。それぞれ就農のきっかけや栽培・飼育の難しさ、今後の展望などを語った。
続けて、県西臼杵支庁農政水産課の宇藤山浩副主幹が、県の肥料高騰対策事業について説明。各発表の講評が行われた後、甲斐会長が２人に表彰状などを手渡した。
ＳＡＰは「農業繁栄のための学修」を意味する。若樹のごとく活気に満ちた青少年が積極的な活動を展開し、農業に繁栄をもたらすための心構えを表したもので、�ヾ超�づくり�⊆�主的な組織を�３惱い鯊侶賄�に�い燭�ましい実践活動をを柱としている。