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談話室−延岡信金、新たな100年へ

本紙掲載日:2022-12-24
3面

年明けから記念事業スタート

 来年10月8日に創立100周年を迎える延岡信用金庫は、「全てはお客さまからの『ありがとう』のために、これから歩む新たな100年」をコンセプトに掲げ、年明けから本格的に周年事業をスタートさせる。節目の時を前に、黒木哲也理事長は「各事業で企業と個人の後押しをしていければ」と意欲を示している。

 周年事業の先陣を切るのは、来年1月8日午前8時45分から西階野球場で開催する「野球教室」。聖心ウルスラ学園高校出身でプロ野球・読売巨人軍の戸郷翔征投手を講師に招き、延岡軟式野球連盟学童部加盟チームの小学5・6年生約150人が参加を予定している。一般観覧も可能。

 また、同月から「店舗常設フードドライブ」を開始。各営業店設置の専用ボックスで来店客や職員から余った食品(常温で保存できるもの)を受け取り、市内の子ども食堂などに配布するという。

 同信金はこのほか、事業計画作成や販路開拓、人材育成等の事業者支援、子どもの環境教育や世代間交流等の文化支援に関する事業も順次実施していく。黒木理事長は市民や企業、戸郷投手らに謝意を示しながら「(節目の年を)このような形でスタートできるのは幸せなこと」とにっこり。「組織の風土改革も図りながら、豊かな社会実現に寄与したい」と新年を見据えている。

 写真は、来年10月に創立100周年を迎える延岡信用金庫の黒木哲也理事長(左)と満園敦常勤理事(撮影時のみマスクを外しています)。

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