夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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鬼八眠らせ歌、笹振り神楽を奉納
高千穂神社(後藤俊彦宮司)に伝わる霜除けの神事「猪々掛(ししかけ)祭」が25日、高千穂町三田井の宮内であり、氏子ら約40人が五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願した。
神話の時代、神武天皇の兄で同宮の祭神「三毛入野命(みけいりのみこと)」が高千穂地方で悪行をしていた荒神「鬼(き)八(はち)」を退治した伝説に由来する古神事。鎌倉時代が起源とされ、毎年、旧暦の月3日に行われている。
神事では、町内で仕留められた約60キロのイノシシ1頭と大小二つの木鉢に盛られた新穀を供えた神前で、後藤宮司ら代表7人が高千穂神楽の原形とされる「笹(ささ)振り神楽」を奉納。三田井地区神楽保存会の太鼓と笛の音に合わせ「しのべやたんぐあぁんさありやさそふまあどかやささふりたちばな」を詠唱する「鬼八眠らせ歌」を唱えながら、両手に持った笹を振った。
伝説では、蘇生を防ぐため3カ所(現・高千穂町三田井)に埋葬された鬼八の怨念が早霜を降らせるなどしたため、霜が降る頃になると乙女をいけにえにささげていたが、天正年間、高千穂地方を治めていた中崎城主(現・日之影町)甲斐宗摂の献策で、鬼八の好物だった猪肉を供えるようになったとされている。
後藤宮司(77)は「災いの意味合いが多岐にわたる現代において、年々猪々掛祭の意義も深まっていると感じる。この祭りを通して皆さんが有意義な一年を締めくくり、前進ある良き年を迎えられることを願いたい」と話していた。