夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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新米で造った甘酒供える−延岡市吉野町
カッパの通り道として伝わる場所に、新米で造った甘酒を供えて回る珍しい伝統行事「甘酒祭り」が17日、延岡市吉野町であった。吉野神世話人会(田爪盛義代表)や地区の役員らが町境を含む7カ所に、甘酒や御幣を供えて祈願した。
同町には、神武天皇の兄・五瀬命(イツセノミコト)夫婦の新婚の地とされ、夫婦を祭る水谷神社がある。イツセノミコトは吉野を離れる際、氾濫などで人々を苦しめていた五ケ瀬川を心配して5人の水神様に川の安全を守るよう命令。神様はカッパに姿を変え、五ケ瀬川を守っていると言い伝えられている。祭りは、春先から川や田畑で水の安全を守り、豊作を見届けて山に戻るカッパの移動日(旧暦の11月25日)に、カッパの休憩所として伝わる町内7カ所に、土産として甘酒を供える伝統がある。
この日はあいにくの雨だったが、吉野営農集会所での神事後、男性が中心となって1カ所ずつ回り、細い竹筒に入れた甘酒を2本ずつ供え、手を合わせた。五ケ瀬川のすぐそばにある県の巨木・スダジイ横は、すべてのカッパが集まる場所とされており、24本の竹筒をまとめた物を供えていた。
幼い頃からカッパの話を聞いたり、夜中に聞こえる音を「カッパの鳴き声」と教わったりした住民もおり、身近な存在として長く根付いてきた様子。田爪代表(69)は、ここ数年は神事のみの状態が続いていることから、「来年はコロナが収束し、区を挙げての祭りに戻れれば」と期待した。