持続可能な食と農−Ｇ７宮崎農相会合
本紙掲載日：2022-12-30
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高校生が提言−プロジェクト始動、世界に発信へ
来年宮崎市で開かれるＧ７宮崎農業大臣会合に向けた「高校生の提言」プロジェクトのキックオフミーティングは２７日、県防災庁舎であり、県内の高校生２０人が提言内容をまとめるためのアイデアを出し合った。
プロジェクトは、未来の食や農業への関心を高め、グローバルな視点で活動する機会を創出しようと、県が農林水産省に打診し、同会合の一環で提言を発表することが決まった。
メンバーは、作文による公募で選ばれた高千穂高や延岡高など県立高校１４校の１、２年生２０人。この日は、同省職員から国内外の食糧問題などを学んだ後、５班に分かれてどんな内容の提言にするかアイデアを出し合った。
今後は、来年１月から月２回のペースで協議し、持続可能な食や農業のための提言をまとめていく。同会合は来年４月２２、２３日、宮崎市のシーガイアコンベンションセンターで開かれる。生徒はここで提言を世界に向けて発信する。