夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
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松葉刀匠招き日向工高で「教えて先輩」
生徒の勤労感や職業感の醸成を目的とする「教えて先輩」が18日、日向工業高校(若林繁幸校長)で1年生103人を対象に行われた。出身地である同市平岩に鍛刀(たんとう)場を構える刀匠、松葉景正(かげまさ)=本名・一路=さん(63)が講師として訪れ、刀の作り方や人生観について語った。
松葉さんは冒頭、「日本文化の大部分は武士が築き上げてきた。礼儀正しくする、うそをつかない、など心の文化が根本にある」と紹介。その上で、武士の武器だった日本刀について語った。
実際に松葉さんが所有する日本刀を見せながら、他の刀剣と最も違う点は、一枚の鋼からできており、刀身断面は五角形であることを説明。「カミソリはすごく切れるが、すごくもろい。刀は武器で、よく切りたいわけだが、切れるということはもろいということ。とても矛盾する性質を一つの刀身の中に込めている」
その上で、青竹の試し切りを実演し、「切れ味を出して、しかも丈夫なのは弾力があるから。日本刀は、ものすごい衝撃に耐えられるようになっている。鋭さ、丈夫さ、使いやすさを究極に求めたもの」と伝えた。
過去の新作名刀展で日本一になった刀も披露しながら「焼刃土(やきばつち)を塗り、薄いところに焼きが入って、厚いところには焼きが入らない。硬いいところが波紋として浮かび上がってくる」「刀身込みで1キロぐらいなので、目にも見えない速さで切れる」などと特徴や魅力を紹介した。
また、高校生の頃に読んだ宮本武蔵の手記「独行道」に記されている「我事において後悔をせず」に感銘を受けたとし、「とにかく己を燃やし尽くす。いつも一生懸命だと後悔は存在しない。100%は無理でも90%出し切ったら、失敗したとしてもしょうがない。そのように後悔のない人生を送りたい」と語った。
講話後、松葉さんの刀に触れた川村愁眞さん(15)は「思ったより軽くて、きれいだった。刀のことと松葉さんの人生が知れてよかった。自分はまだ将来の夢が決まっていないが、後悔のない人生にしたい」と話した。