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マンホールカード−日向市が無料配布中

本紙掲載日:2023-01-30
3面
日向市が配布するマンホールカード

宮崎市に続き県内2番目

 下水道への関心を高めてもらおうと、日向市は28日から、同市初となるマンホールカードを無料で配布している。配布場所は、平日は市役所西側の市上下水道局下水道課(午前8時30分から午後5時15分まで)。土曜と日曜、祝日が、市駅構内のまちの駅とみたか(午前8時30分〜午後5時30分)。先着2千枚で、原則1人1枚限り。郵送や事前予約は受け付けない。

 同カードは、全国各地の名所や名物、花などが描かれ、それぞれの地域でデザインが違う下水道のマンホールふたに注目。全国における下水道広報の中枢、情報交流・連携の母体となっている「下水道広報プラットホーム」(GKP)が企画、監修し制作した。全国共通のシリーズとしてコレクション性が高まっており、2016年4月の発行開始以降、全国で649自治体・団体から915種のカードが発行されている。

 同市のカードは、宮崎市に続いて県内で2種類目。サイズは縦8・7センチ、横6・2センチ。表には市花の「ひまわり」をモチーフにしたマンホールふたの写真、位置情報、裏にはデザインの由来などが記載され、位置情報をもとに現地に行くと、カードの元となったマンホールの実物を見ることができるという。

 市は「市民の皆さんが下水道に関心を持ってもらうとともに、全国のマンホラーと呼ばれるコレクターを通じてリラックス日向の発信につなげたい」としている。問い合わせは市上下水道局下水道課(電話日向54・4175)まで。

◆日向市のマンホールカード

マンホールふたに描かれた「ひまわり」のデザインは、1987年の公共下水道の供用開始時に公募したもの。大野博さん(54)=横浜市在住=が、県立富島高校1年時に応募した作品が採用された。今回のカード作成に大野さんは「マンホールふたのデザインに選ばれたことをきっかけに、デザイナーの道を志した。39年前を思い出し、初心に帰る思い。下水道PRの力になれば」とコメントを寄せた。

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