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25、26日に千徳酒造蔵開き

本紙掲載日:2023-02-23
4面
蔵開き会場で限定販売される無濾過生原酒「純米大吟醸『雫搾り』」

特別限定酒、純米吟醸酒の販売も

 延岡市の日本酒蔵「千徳酒造」(門田賢士社長)は25、26日、大瀬町の同社で蔵開きを開催する。時間は両日とも午前10時〜午後3時。雨天決行。

 会場では、蔵開き特別限定酒や、創業120年を記念して当時のラベルを復刻した純米吟醸酒を販売。さまざまな銘柄の酒などが当たる空くじなしの抽選会もある。

 また、同社の酒や酒かすを使った菓子のほか、焼き鳥や農水産物、そば、イチゴのスイーツなど多彩な出店も並ぶ。両日とも先着100人に記念品を贈る。

 昨年に続いて飲食スペースは設けず、テイクアウトのみ。また、酒かす詰め放題と試飲、甘酒の振る舞いも行わない。

 「ご来場の際は、マスクの着用とお客さま同士の距離の確保、検温と消毒にご協力ください。また、発熱の方は、同伴の方も含めて来場をご遠慮いただきますようお願いします」と同社。なお、駐車場がないため、公共交通機関の利用を呼び掛けている。

◆特別限定酒は純米大吟醸「雫搾り」−千本限定

 蔵開きの会場で販売される特別限定酒は、無濾(ろ)過生原酒「純米大吟醸『雫(しずく)搾り』」。千本限定で、300ミリリットル瓶入り1200円(税込み)。

 雫搾りは、50%も削った酒米「山田錦」を原料に、仕込みから袋搾りまで、すべて蔵人が手作業で仕上げた。アルコール分は16度で、生原酒特有のフルーティさと米のうま味、豊かな味わいが特徴という。

 門田社長は「華やかで芳醇(ほうじゅん)なお酒。冷やして、または常温がお勧めの飲み方です」と話している。

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