２１団体にギフトカード−イオン延岡店

売り上げの一部−４５万円分を還元

　イオングループが売上金の一部を地域のボランティア団体などに還元する「幸せの黄色いレシートキャンペーン」の贈呈式が９日、延岡市旭町のイオン延岡店（渡邉美津江店長）であり、各支援団体に総額４５万５千円分のギフトカードを贈った。

　イオン各店は毎月１１日の「イオンデー」で、買い物のレジ精算時にイエローレシートを発行し、店内に支援先の投函（とうかん）ボックスを設置。買い物客が応援したい団体のボックスにイエローレシートを入れると、購入金額の１％が還元される仕組みになっている。

　延岡店は２０２２年度、地元を拠点に活動する２１団体をキャンペーンに登録。その結果、買い物額にして４５５９万６３４６円のイエローレシート１万７９３４枚が投函された。

　贈呈式では渡邉店長が「今後ともお客さまと団体さまの懸け橋となるよう、このキャンペーンを積極的に推進していきます」とあいさつし、登録団体の代表者にギフトカードを授与。受領団体を代表してＮＰＯ法人芽ばかり会の山本盛男所長と延岡手話サークルわかあゆの松本正美会長が感謝の言葉を述べた。

　登録された団体は、イエローレシート発行日に店頭で支援の協力を呼び掛けていて、その効果は大きいという。同店は新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたことから今年度は呼び掛けの人数制限を緩和。レシート投函率は２２年度が２６・３％だったといい、今年度は３０％となるよう呼び掛けに力を入れるとしている。