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県消防救助技術指導会へ

本紙掲載日：2023-04-19

2面

県消防救助技術指導会に向けて行われた西臼杵広域行政事務組合消防本部の派遣選手選考会（提供写真）

「ほふく救出」に２チーム派遣・西臼杵広域消防

　西臼杵広域行政事務組合消防本部（日髙一昭消防長）は１８日、宮崎市で来月開催予定の第４１回県消防救助技術指導会に向けた派遣選手選考会を高千穂町の同本部訓練場で実施し、チーム種目の「ほふく救出」（３人一組）に２チーム６人の派遣を決めた。

　消防救助技術指導会は救助技術の安全、確実、迅速性などを競い、日本一を目指す大会。県大会に向けた選考会は毎年この時期に行っており、今年はほふく救出に３チームが出場した。

　この日はまず、日髙消防長が訓示。審査上の注意と競技順が発表され、競技に移った。

　ほふく救出は空気呼吸器を装着し、８メートルの煙道を抜け、要救助者を救出・搬送する競技で、スピードと安全性、確実性などが求められる。審査は全国大会の基準に基づいて実施。日髙消防長らが見守る中、出場者は同僚たちの声援を受けながら訓練の成果を存分に発揮していた。

　県大会は５月２６日、消防局北消防署東分署で予定されている。

県大会の出場者は次の通り。

【ほふく救出】甲斐貴政、飯干涼、甲斐奎士朗▽渡部真吾、藤本啓貴、佐藤圭

県消防救助技術指導会へ

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