夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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献茶、献詠で戦没者しのぶ
県立延岡高等学校同窓会(池上武博会長)の戦没者鎮魂祭が23日、延岡市古城町の同窓会館「延陵会館」正門横にある鎮魂碑前であった。この3年はコロナ禍で出席者を役員のみに絞っていたが、今年は通常に戻し卒業生33人が出席。献茶、献詠などをして、太平洋戦争で亡くなった先輩をしのんだ。
同戦では、前身校の旧制延岡中学校の卒業生ら225人、同じく延岡高等女学校(延高女)の16人、教職員7人が亡くなった。
鎮魂祭は、延高女を経営していた旧延岡藩主内藤家の家紋にちなみ、会館の裏庭に植えられているフジの花の頃に行われており23回目。2015年までは、延高女の同窓会「藤蔭会」の「藤の茶会」に合わせて実施されていたが、茶会が15回で終了した後も、単独で続けている。
主催者あいさつで池上会長(延岡高19回生)は、通常開催できたことと「今、私たちが平和に生活できるのも先輩方のおかげ」と感謝。藤蔭会の寺原八千代会長(延高女37回生)は、茶会後も続けられていることに感謝するとともに「子々孫々につないで」と願った。
花束を供え、酒を碑に注いだ後、茶道裏千家の甲斐寿美子さん(延岡高20回生)と迎好江さん(同27回生)が献茶。出席者が一人一人、白菊の花をささげた。
◆旧延中−36回生の辞世の歌を朗詠
献詠では、旧制延岡中45回生の塩月眞(ただし)さん(92)が、同36回生2人の辞世の歌を朗詠し、自身の戦争体験も話した。
1945年の終戦時、塩月さんは中学3年生。同級生と一緒に予科練に応募したが、塩月さんは眼病の疑いで入隊できなかったという。その時医師に言われたことは「予科練に行くだけが、お国のためになるのではない。だから勉強しなさい」。
「医師は自分と同じ年頃の子どもがいたのではないかと感じる」という。若い命を戦争で失った先輩たちと、子を送り出した父母の気持ちを思いやって声を詰まらせながら「ここに来ると、心を改めなければならない、忘れてはならないとしみじみ思う」と話した。
献詠した歌は次の通り。
錦着て帰るこの身は散る桜今日見る父母の心嬉(うれ)しき(甲斐玉樹・特攻第44振武隊長)▽雲染めて何処(いずこ)の空に果てむとも君を守りたく天翔(あまか)けるらし(丁博・首都防空戦闘隊長)