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▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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農畜産の受託販売26億円、貯金残高1048億円
◆4年ぶり対面開催
延岡農業協同組合(JA延岡・楠田富雄組合長)の第33回通常総代会が4月28日、延岡総合文化センター大ホールで行われ、第33事業年度(2022年2月〜23年1月)は2億1416万円の黒字決算だったことが報告された。任期満了に伴う役員改選があり、再任を含む理事候補20人と監事候補6人の選任を承認した。
役員改選では総代会後に理事会を開き、楠田組合長(70)=南方=、川原博之副組合長(56)=東海=、重黒木充常務(60)=全域および区域外=を再選したほか、新たな常勤監事に理事の和田健太郎氏(62)=同=を選んだ。任期は3年。
事業別決算は、農畜産物販売事業の受託販売品取り扱い実績が26億5814万円で目標の26億9350万円に対して達成率は98・7%。
信用事業は貯金残高が1048億3384万円で目標1037億円に対して達成率は101・1%。融資残高は342億2536万円で目標の324億300万円に対して105・6%の達成率となった。共済事業の支払い実績は1万1950件で金額は59億713万円に達した。
コロナ禍を受けて、過去3回は書面議決を中心とした開催だったため、全総代に出席を呼び掛けての開催は4年ぶりとなった。定数550人のうち、456人(委任状、書面議決含む)が出席した。
開会に当たり、楠田組合長は組合員に謝意を示し、「持続可能な農業と地域の活性化」と「JAの経営基盤維持」を目的とした県域JA構想についても紹介。「厳しい世界情勢と経営環境の下、農家支援を最優先課題に燃料や粗飼料の助成など支援を行ってきましたが、今後も効果的な対策を講じたい」「5年後、10年後を見据えて自己改革を進め、地域の持続性を確保するため、不退転の決意で持続可能な農業の実現、協同組合としての役割発揮を目指します」と意気込みを新たにした。
東臼杵農林振興局の甲斐岳彦次長、読谷山洋司市長、全国共済連県本部の坂本亨部長らが来賓祝辞を述べ、管内農業の一層の振興と同JAの発展に期待を寄せた。
優良組合員表彰もあり、農畜産業の振興に功績のあった6個人と3団体に楠田組合長から表彰状と記念品が贈られた。
議事では事業報告のほか第34事業年度の事業計画や定款の一部改正案などを審議。いずれも賛成多数で承認された。また、新たな本店施設建設についても今年度から協議を始めることが報告された。
締めくくりに、特別決議案として「食料安全保障の強化に向けた食料・農業・農村基本政策の確立に関する特別決議」が提案されると、満場一致で採択。青壮年部東延岡支部長の片伯部章太さんが力強く決議文を読み上げた。