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4年ぶり、お接待が復活

本紙掲載日:2023-05-06
3面
祭りを前に、1番札所で沐浴を行うへんろ道守ろう会の会員ら(延岡市北浦総合支所提供)

10日、宮野浦八十八ケ所大師祭−延岡市北浦町

◆へんろ道守ろう会−出迎えの準備着々

 延岡市北浦町のお大師さんとして親しまれている「宮野浦八十八ケ所大師祭」は10日、同地区で開かれる。今年は4年ぶりに接待が復活。祭りを前に、へんろ道守ろう会(中井一萬会長、10人)が高さ約5メートルの弘法大師像が立つ1番札所の沐浴(もくよく)を行うなど、参拝者を迎える準備を進めている。

 祭りは、弘法大師の忌日に当たる旧暦の3月21日に開かれている。江戸時代後期、地区で疫病や火災が続いたことから、京阪地方との交易で富を得た中野忠之丞氏が1819(文政2)年、村人とともに八十八カ所の建立を発起。四国八十八カ所の各札所から土を運び、四国と同じ順番になるよう配置を決め、模造して建立したと伝わる。

 遍路道は山道や海岸などを含む全長約12キロ。無病息災、家内安全、航海安全、子孫長久などの御利益があるとされ、現在も町内だけでなく、市内や近隣の市町村から多くの参拝者が訪れている。

 沐浴は4月28日に行われ、6人が参加。汚れが目立ったときなど不定期で行っているといい、今年は「多くの人に来てもらいたい」との願いも込めて行った。

 また先月初めから、漁の休みなどを利用して、遍路道の整備作業を実施。倒木の撤去などを続けており、同30日には業者も含む15人が、安全に参拝できるよう、道を整える作業に汗を流した。

 地元の人による4年ぶりの接待は、少子高齢化による担い手不足もある中、「200年以上続いた伝統を守り、継承したい」と88番札所のみに限定。赤飯や菓子、茶などを振る舞う。1番札所では、三北商工会などが出店する予定。

 今月1日には、祭りを盛り上げようとのぼり旗も設置。中井会長(71)は「歴史ある伝統行事を継承することが、地域の外に出た人が帰ってくるきっかけにもなると活動を続けてきた。今年から接待も予定しているので、ぜひおいでください」と呼び掛けている。

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