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町産米、研修の活力に

本紙掲載日:2023-05-10
2面

林業大学校−5期生11人に贈呈

 おいしいお米を食べて研修に励んでもらおうと、美郷町は8日、みやざき林業大学校に通うため町内に転入した研修生に町産米を贈呈した。

 贈呈の対象者は、林業大学校の5期生として入講した23人のうち、町に居住している11人。4月に県内外から町内に転入し、研修生用宿舎や町営住宅で生活している。

 贈呈式は同大学校であり、藤本茂副町長が、贈呈する町産米(ヒノヒカリ)が一般社団法人日本穀物検定協会の食味ランキングで2019〜21年の3年連続で「特A」に選ばれたことを紹介。「町民も皆さんとの交流を楽しみにしている。おいしいお米を食べて研修を頑張ってほしい」と呼び掛け、一人一人にお米を手渡した。

 池田孝行校長は、現在は基礎知識を学んでいる段階で、これから17の資格取得を目指すことを伝え、「林業県宮崎を担う人材になれるよう研修に取り組んでいく」と話した。

 研修生を代表して香西智仁さん(18)=西都市出身=が「研修に励むとともに、町のイベントにも積極的に参加し、美郷での生活を充実したものにしたい。お米を食べて活力にし、頑張りたい」と述べた。

 町によると、贈呈した町産米は1人当たり30キロで、11月にも再び30キロを贈る予定という。

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