買い物、イベント楽しむ

延岡わくわくマーケット−延岡

◆地域の作家、事業者らが出店

　ゴールデンウイークを延岡で楽しく過ごしてもらおうと、「延岡わくわくマーケット」が４、５日、延岡市役所であった。市内で活動する作家や事業者を中心に２０店舗以上が出店。子ども向けイベントもあり、親子連れらが普段と雰囲気が異なる市役所で買い物などを楽しんだ。同実行委員会（吉田展啓実行委員長）主催。

　２０１９年に続いて２回目の開催で、「イベントを通して地元の人に作家や事業者のことを知ってもらい、つながりを持ってほしい。地域内で経済が回る、持続可能な形を築くことができれば」と企画した。

　「市民なら誰でも知っている場所」（吉田実行委員長）と市役所での開催にこだわり、市と連携し、同所や野口遵記念館、延岡城・内藤記念博物館などを回ると、各所で地域通貨「のべおかＣＯＩＮ」が１００ポイントもらえるポイントラリーも行った。

　会場では市民スペースと正面入り口広場内に雑貨や手作り小物、整体、キッチンカーなどさまざまな店が並び、ワークショップを開く店では、小物作りを楽しむ子どもの姿が見られた。会場内には延岡にまつわるクイズが６問設置され、来場者が真剣な表情で解答を考えた。

　また、４日はペダルカーのサエカレーシング、５日はむかばき青少年自然の家が複数の遊びを提供するどんぐりパークがあり、遊ぶ子どもや見守る保護者から笑顔が見られた。吉田実行委員長（４２）は「楽しんでいる姿が見られて良かったです」と話していた。＝写真はいずれも４日撮影