魅力ある公民館活動を推進

日向市区長公民館長連合会２３年度総会

◆新会長に黒木さん

　日向市区長公民館長連合会（区公連、三浦雅典会長）の２０２３年度総会は９日、同市亀崎東の大王谷コミュニティセンターであり、新年度事業計画や一般会計予算など８議案を原案通り承認した。任期満了に伴う役員改選もあり、新会長に黒木末人さん（７２）＝同市向江町＝を選ぶなどした。任期は２年間。

　総会には、市内９１区の区長、役員ら約１００人が出席した。三浦会長は２期４年の会長職を振り返り、「任期中の皆さんの支えに感謝したい。これからも連合会の発展に協力をお願いしたい」と呼び掛けた。続けて、来賓の十屋幸平市長、黒木高広市議会議長があいさつした。

　議事では、昨年度事業報告、監査報告、同会の会費に関する規定などについて審議。今年度の活動方針として、さらなる連携と共助の精神を発揮し、「安心・安全で誰もが、豊かで幸せに暮らせる活力ある地域づくり」の実現を目指すことなど確認した。

　重点事業については、防災・減災・防犯および交通安全対策の推進▽高齢者対策などの地域福祉政策の推進▽未加入世帯の加入促進▽青少年の健全育成活動推進▽環境美化活動の推進など１２項目を掲げ、魅力のある自治公民館活動を推進していくことを決めた。

　新旧役員の紹介もあり、新会長の黒木さんは「より良い日向市をつくるため、地域の課題や問題点など、皆さんと話し合いながら解決していきたい」と抱負を述べた。

　このほか、感謝状の贈呈があり、退任区長３０人と退任役員４人に十屋市長らが感謝状などを贈り、労をねぎらった。