日本代表が宮崎合宿−ラグビーＷ杯

７月初旬から１カ月間

　県は１５日、９月のラグビーワールドカップ（Ｗ杯）２０２３フランス大会に挑む日本代表の事前合宿が宮崎市で実施されることが決定したと発表した。期間は７月初旬から約１カ月間。会場や候補選手など詳細は、今月末に日本ラグビー協会が発表するという。

　本県は、２０１１年Ｗ杯ニュージーランド大会から日本代表の事前合宿を受け入れ。１９年の前回日本大会は準々決勝で南アフリカに敗れたが、ロシア、アイルランド、サモア、スコットランドの強豪ひしめく予選を全勝する活躍で、以来、毎年本県で合宿している。

　日本代表の４月１７日時点の世界ランキングは１０位。フランス大会では９月１０日午後８時から同２２位のチリ、１８日午前４時から同６位のイングランド、２９日午前４時から同１２位のサモア、１０月８日午後８時から同８位のアルゼンチンとの試合が予定されている。

　事前合宿の決定に当たり、日本ラグビーフットボール協会の岩渕健輔専務理事は「今回、代表チームも宮崎でいい準備をして２３年９月、パリでの大会でしっかりといい結果を残したい」と県にメッセージ。河野知事は「誇りを持って最大限のバックアップしていきたい」と話していた。

◆本番前に国内で５試合

　日本代表は今夏に国内で５試合を予定。７月８、１５日にニュージーランド代表に準じるオールブラックス・フィフティーン、２２日にサモア代表、２９日にトンガ代表と対戦する。８月５日にはフィジー代表とのテストマッチが組まれている。