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議論や試行錯誤の方法学ぶ

本紙掲載日:2023-05-17
6面
コンテスト形式でマニュファクチャリングの実習を楽しむ宮崎北高校サイエンス科の1年生

延岡で初めての宿泊研修−崎北高サイエンス科

 県立宮崎北高校(鬼束雅史校長、930人)=宮崎市=サイエンス科の1年生40人は12、13日、延岡市行縢町の県むかばき青少年自然の家で宿泊研修に取り組んだ。

 同校サイエンス科は、地域や社会が抱える課題を科学の力で解決できる人材を育成する普通科系の専門学科。宿泊研修は3年間を共に過ごす生徒同士の絆を深めるとともに、「研究者としての心構え」を持ってもらおうと初めて計画し、2年生9人もサポート役で参加した。

 初日はロジカル・シンキング(論理的思考)の講座があり、生徒は砂漠に取り残された状況からどうやって脱するかを、設定された12種類のアイテムの重要度を順位付けしながらグループごとに議論。夕食は野外炊飯で何も手順や分量を知らされずに、火おこしから協力し合ってカレーライスを作って会食し、夜には天体観測を楽しんだ。

 2日目はコンテスト形式でマニュファクチャリング(ものづくり)を実習。脚立の上から2本のたこ糸を先細りするよう斜め下に向けて張り、紙で手作りした筒状の工作物がその上をどれだけ下ることができるかの距離を競った。

 生徒は3、4人ずつに分かれ、各グループはA3サイズの模造紙2枚を切り貼りしながら1時間の制限内で製作。形を工夫したり落下防止の羽根を付けたりと、個性の異なる工作物が出来上がり、歓声を上げて競技を楽しんでいた。

 競技終了後には教員が、2個の円すい台形の底面をつなげた形状が最も安定し、その構造が列車の車輪に応用されていることなどを説明。生徒たちは身の回りのあらゆる物の形に理論が込められていることを学んだ。

 参加した生徒の西田珂凜さん(日向市)は、「2日間の体験を通じ、具体的に言葉にして伝えることの大切さと難しさを実感した。多角的な広い視野で自分らしい探求活動や研究に取り組んでいきたい」と励みにしていた。

 また、サイエンス科進路指導部の日隈俊樹教諭は同施設で宿泊研修できたことについて、「生徒たちは普段の学校生活でこうした大自然に触れる機会がなく、野外炊飯もできて、とても貴重な経験ができた」と評価。「今後は延岡でフィールドワーク(実地学習)もできれば」と話している。

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