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▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
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23年酒類鑑評会−15年連続17回目
◆初出品の焼酎も
熊本国税局主催の2023年酒類鑑評会の清酒部門で、延岡市大瀬町の日本酒専門蔵「千徳酒造」(門田賢士社長)が出品した「大吟醸千徳」が15年連続17回目の優等賞を受賞した。また、本格焼酎部門に出品した同社初の焼酎「千徳」も優等賞に輝き、ダブル受賞を果たした。
清酒部門は「熊本酵母吟醸酒の部」と「その他の吟醸酒の部」に、同局管内4県(宮崎、熊本、大分、鹿児島)の延べ26製造場が97点を出品。このうち8製造場の22点が優等賞に輝いた。
同社は、「その他の吟醸酒の部」に山田錦を酒米に使った「大吟醸千徳」5本を出品。内訳は米の60%を削った精米度40%の大吟醸を1本、同じく精米度40%と50%の純米大吟醸を2本ずつで、このうち精米度50%の純米大吟醸1本を除く4本が優等賞を受けた。昨年に続き、同じ本数が受賞する好成績となった。
本格焼酎部門には「甘藷(かんしょ)の部」「米の部」「麦の部」「黒糖の部」「そば・その他の部」に、延べ206製造場が452点を出品し、70製造場の112点が優等賞に選ばれた。
同社の焼酎「千徳」は酒かすが主原料で、「そば・その他の部」に分類。高千穂酒造、雲海酒造といった老舗酒造メーカーと並ぶ堂々の受賞となった。
◇副産物・酒かすを二次利用−焼酎、年内に商品化予定
酒かすは日本酒の製造工程で出る副産物。甘酒やかす漬けに欠かせない物として重宝される中、同社はコロナ禍での新たな戦略として、また、企業のSDGs(持続可能な開発目標)に対する姿勢が問われる昨今、新たな二次利用法として取り組んできた。
3年前、焼酎製造の臨時免許を取得して開発に着手。今年4月、正式に免許が交付されたことから初めて鑑評会に臨んだ。アルコール度数は25%に調整してあり、麹(こうじ)の華やかな香りが特徴という。
門田社長(59)は「日本酒蔵として引き出しは多い方が良いと思ったのが、焼酎製造に乗り出したきっかけ。原料の酒米が良いので、酒かすもぜいたくな物。さらに、焼酎を製造した後の酒かすは発電用燃料に使われるため、無駄がない」。
焼酎は年内に商品化の予定で、これから付加価値を高めるためのアイデアやネーミングを考え、「オリジナリティーのあふれる商品に育てたい」という。
日本酒も焼酎も、仕込みから完成までを指揮する副杜氏(とうじ)の甲斐生剛さん(48)、製造主任の門田優希さん(31)がそれぞれに腕を上げ、感覚に磨きを掛けてきたことが「大きな力になっている」と門田社長。
さらに、今回の鑑評会で門田社長は「製造責任者代表」としての表彰も受けており、「蔵の代表としてこのような賞を頂いたことが本当にうれしい。社員全員の酒造りへの思いが結実したと思っている。これからも真面目に正直に酒造りにまい進していきたい」と自信を深めている。