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県と延岡が公表−注意を呼び掛け
新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「5類」に移行して初となる県の感染症週報(第18週)が18日に発表されました。また、延岡市も独自に集計した新規感染者数の第1報を公表しました。県、延岡市とも報告数を基に実際の感染者数を推計し、状況に応じた注意の呼び掛けをしていくこととしています。今回は新たな新型コロナ週報の考え方をお伝えします。
◆県は「定点当たり」が基本
県の発表によると、直近1週間(8〜14日)の新規感染者数は120人で、1医療機関の平均(定点当たり)は2・1人でした。感染者数は県が指定する定点58医療機関からのみの報告数で実際の数より大幅に少ないため、客観的に増減を比較するのは定点当たりの報告数が基本となります。
新型コロナの報告数はこれから、ほかの5類感染症と一緒に「宮崎県感染症週報」で発表されます。ほかの5類感染症は定点当たりの報告数に応じた注意報と警報の基準値が設けられていますが、新型コロナはまだ設定されていません。
それでも県は感染状況の目安として第8波の動向を基に、定点当たりの報告数の30倍を「直近1週間の人口10万人当たりの推定感染者数」と定義しました。さらに、感染者数が一定以上増加した場合は定点当たりの報告数に応じ4段階の色分け(黄、オレンジ、赤、紫)で、7医療圏域ごとに注意喚起することになっています。
◇延岡市、より実数に近い数字を公表−幅広い医療機関が協力
県の発表とは別に、延岡市も独自に感染者数の発表を開始しました。定点医療機関を固定している県と違い、延岡市では幅広い協力医療機関が任意で市医師会に毎日の新規感染者数を報告しており、その集計が週1回公表されます。
報告医療機関数は日によって異なるため、県のように1カ所当たりの平均値は出せませんが、幅広い医療機関に協力してもらうことで、感染者の総数は、より実数に近いと期待されます。発表は県と同じ週1回ですが、直近7日間の毎日の報告数を棒グラフで表示するため、日々の増減も知ることができます。
なお、初回の発表では─、8日が4人▽9日4人▽10日6人▽11日7人▽12日8人▽13日11人▽14日8人─と推移し、微増しているということです。延岡市は感染者数の増加幅が大きくなったり入院患者数、救急件数が増加した場合などは独自の注意報や警報を発表することにしています。
延岡市新型コロナ対策アドバイザーの佐藤圭創医師は、県の週報について「以前に比べて情報把握が遅れるため、感染者が増えた場合に対策が後手に回る恐れがある」と指摘しています。
その上で、県内でも特に医師不足などが深刻な延岡の医療体制を守るため、「感染拡大の兆しを見極め、より早い段階で注意報なりを出していくべきだろう」と、県に先んじた注意喚起の必要性を訴えています。
◆高齢者、手元に接種券があれば利用可能
新型コロナの5類移行とともに2023年度(春)のワクチン接種(自己負担なし)も開始しました。8月までは65歳以上と基礎疾患がある人、医療・介護従事者などが対象となっています。
延岡市医師会によると、今後の感染再拡大がほぼ確実視されていることから、接種する人は多いということです。ただ、それとともに増えているのが「接種券が届かない」という問い合わせだといいます。
接種券は65歳以上の全ての人に郵送され、それ以外の接種対象者は交付申請することになっています。接種券が届かないという問い合わせは高齢者から寄せられているということですが、そのほとんどは以前交付された接種券がまだ手元に残っていたといいます。
今年度接種が始まるまでに4回目や5回目の接種券が届いていて、まだワクチンを打っていない場合には新たな接種券を発行することはできません。その場合は手元の接種券が引き続き利用できます。もし接種券を紛失した場合は市町村の担当課で再発行できます。
新たな変異株への置き換わりが進む中、64歳以下の多くの人が秋までワクチンを接種できないことで、この夏にも再び感染が広まって、常に社会に一定の感染者がいる「エンデミック」になるとの指摘もあり、市町村や医師会は「高齢者の方などはできる限りワクチンを接種していただければ」と呼び掛けています。