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宮崎・絵本の新たな魅力発見

本紙掲載日:2023-08-29
6面
絵本の新たな魅力を発信した「みやざき読フェス」

日本一の読書県目指しイベント

 読書県みやざきシンポジウム「みやざき読(よみ)フェス2023」(県教育委員会主催)は19日、宮崎市の宮交シティで開かれた。記念講演やトークセッションなど絵本に関するイベントがあり、子どもを連れた多くの家族が訪れた。

 県は、子どもから大人まですべての県民が生涯にわたって読書に親しむ「日本一の読書県」を目指し、県民総ぐるみの取り組みを進めている。同フェスは、絵本の新たな魅力を発見するイベントとして、昨年に続いて2回目の開催となる。

 イベントでは「あらしのよるに」(講談社)や「風切るつばさ」(東京書籍6年)などで知られる絵本・童話作家のきむらゆういち氏が「絵本づくりのひみつ」をテーマに記念トークを行ったほか、「絵本の魅力とは」と題したトークセッションなどもあった。

 また、お薦めしたい本をお互い手にとって本の見どころや魅力などを紹介し、客席が読みたいと思った方に投票するという大学生によるビブリオバトルのエキシビションマッチが行われ、会場を盛り上げていた。

 このほか、きむらゆういち氏のサイン会・記念撮影会や絵本コーナー、店内の別会場では絵本の読み聞かせコーナー、県学校教育研究会図書館教育部会や宮崎大学、県立図書館、宮崎本大賞実行委員会など各種団体のパネル展示などもあった。

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