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海洋資源−健康に役立つ素材無数に

本紙掲載日:2023-09-07
2面
海洋資源の可能性について講演する宮崎大学海洋生物環境学科の林康広准教授

林教授(農学部)が解説−宮大公開講座

 宮崎大学公開講座「海を知る2023」(全4回)が8月26日から始まった。第1回目は延岡市社会教育センターであり、同大学農学部海洋生物環境学科の林康広准教授が「海洋資源を人の健康に応用する」をテーマに話した。市教育委員会共催。

 林准教授は、米国立衛生研究所でヒト免疫不全ウイルス(HIV)の研究に取り組んでおり、そうした遺伝子の側面から海洋資源には人の健康に役立つ素材が無数に存在すると説明。例えば、1950年にカリブ海のホヤから見つかったビタラビンはDNAウイルスの増殖を抑制する効果が確認され、ヘルペス感染症の治療に用いられていることを紹介した。

 また、カブトガニからも抗ウイルス作用を持つ生体防御ペプチドが見つかり、海外ではその血液が高値で取引されビジネスになっていると報告。青魚に含まれるエイコサペンタエン酸は細胞レベルでは新型コロナウイルスと結び付き、感染を抑制することが確認されているという。

 ほかにも海ではさまざまな化合物が作り出されており、大学などの機関ではいかに実用できるかの「尻尾をつかむ」研究が続けられていると説明。「海から抗ウイルス剤などの薬を見つけ出すのは宝探し。ぜひ一緒にその宝探しをしませんか」と、若い世代に呼び掛けた。

 講座には親子連れなど約15人が参加。宮崎市から訪れた田口総一朗さん(宮崎南高校3年)は「タンパク質の形をパソコンで調べられることや、海の生き物を使って薬が作られている話などが印象的だった。まだ分かっていないことが多いが、それだけ人の健康に活用できることもあると感じられたので、ぜひ学んでみたい」と話した。

 公開講座は今月16日までを予定しているが、すでに参加申し込みの受け付けは終了している。

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