夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
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「知っておきたい口腔がんの知識」さかい歯科・口腔外科医院・酒井博史院長
◆早期発見に定期健診を・セルフチェックも大事
ステージ(病期)は、がんの進行度を示す言葉です。1から4に分類され、ステージ4はさらにA、B、Cに分けられます。
病期で大事なのは5年生存率です。ステージ1、2で口腔(こうくう)がんの手術や治療に臨めた場合、5年生存率は90%以上です。ステージ3になると50〜60%、ステージ4になると25〜30%なので、早期発見がいかに大事かということです。
口腔がんの治療は、主にステージに基づいて決定されます。手術療法が中心です。手術で完結できるものは手術を行い、状況に応じて化学療法や放射線療法を行う形ですが、個々人の状態に応じて内容は変わります。
治療後は厳重な経過観察が必要です。再発や転移の多くは治療後2年以内に発生することが多いため、治療後2年間は特に重要で、基本的に5年間経過観察をします。
口腔がん発生の最大のリスクは、たばこと酒といわれています。たばこを吸う人は、吸わない人の約7倍。飲酒の習慣がある人は、習慣がない人の約6倍といわれ、両方の習慣がある人は、そのさらに数倍になります。
虫歯や合わない入れ歯、歯周病、慢性的な刺激、口の中の細菌も口腔がんのリスクに挙げられています。虫歯で欠けた歯がそのままになっていたり、入れ歯や差し歯が合わなくて舌や頬、歯茎の粘膜を傷つけたり、こすれるような刺激が慢性的に続くと、場合によってはがん化するリスクがあるということです。特に舌がんは、刺激が強く関係してきます。口の中をしっかりケアすることが大事です。
口腔がんにならないための心掛けとしては、たばこ、お酒を控える。偏食をせずに栄養のバランスがとれた食事をする。歯磨きやうがいなどを行い、口の中を清潔にする。壊れた入れ歯があったり、合わない入れ歯があったり、治療していない虫歯などをそのままにしておかずに、きちんと治療することが大事です。
かかりつけの歯科医を持つことが一番大事です。定期的に口の中を見てもらうことで、万が一、口腔がんがあったとき、早期に発見されることが増えてくると思います。
口腔がんを扱う診療科は歯科口腔外科、耳鼻咽喉科、頭頸(けい)部外科の三つです。どこに行けばいいか分からない場合は、かかりつけの歯科か近くの歯科、もしくは耳鼻咽喉科に行って相談してください。口腔がんを取り扱っている適切な口腔外科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科を紹介してくれるはずです。
口の中は自分で見える場所なので、セルフチェックも大事です。神経質に毎日何回も見る必要はありませんが、1週間や1カ月に1回ぐらい見ると、万が一、異常があったとき早期発見につながると思います。
(おわり)