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アート通じて認め合おう−JT地域貢献活動

本紙掲載日:2023-10-04
3面
市民スペースの南側ガラス面に飾られた「魚突猛進」
訪れた人たちで作り上げた「みんながアーティストワークショップ」

しろやま支援学校生のデザインも−延岡市役所に2作品

 アートを通じて互いの価値を理解し、認め合うまちづくりの一助になることを目指したJT(日本たばこ産業)の地域貢献活動で完成した作品の披露会が9月30日、延岡市役所であった。関係者が見守る中、1階市民スペースと、東側喫煙所の2作品が披露された。

 「LightUpGalleryin延岡」と名付けられた活動は、全国で最初の取り組みとして延岡市が選ばれ、1年ほどかけて準備を進めてきた。
披露会で読谷山洋司市長は、延岡市でスタートが切れることを喜び「市役所から全国に心の中の枠、ハードルを無くすまちづくりをスタートさせたい」とあいさつ。

 佐賀市で障害や難病などハンディがある人にアート活動を通した働き方や経済的社会参加ができる就労継続支援B型サービスを提供し、今回の2作品を手掛けたアーティストが在籍する「すみなす」の西村史彦代表は、「アートに障害も障壁もない。お披露目で終わることなく、長く見守り楽しんでほしい」と呼び掛けた。

 延岡市を紹介し、共に活動に取り組んできた平原依文さん(HI合同会社)は「一人一人の可能性を伸ばす象徴になれば」と期待した。

 市民スペースのガラス3枚を垂れ幕でデザインした作品名は「魚突(ぎょとつ)猛進」。無数の魚が一方向を向いて進んでおり、その中に、延岡しろやま支援学校の生徒がデザインした、活動のテーマ「あ!」「え!」「お!」の文字が溶け込んでいる。

 テーマは再発見したときに出る言葉から取っており「多様な考えやアイデアを認め合いながら、延岡の魅力を再発見していく」との思いが込められているという。

 延岡しろやま支援学校の出水悌二校長は「子どもたちが学校の中で描いた作品が形になり、地域の皆さんに見てもらえるというのは頑張る力になる」と感謝。「障害があってもなくても、学びの場が違っても、多様性を受け入れる社会であってほしいし、送り出す側としても地域貢献できる子どもたちを育成したい」と話した。

 活動は全国で展開される予定で、JT宮崎支社の柏木泰佑支社長は「素晴らしい取り組みに関わることができました。県内、全国に発信していきたい」と話した。

◆みんながアーティスト

 作品披露を前に同日午前、来場者で一つの作品を仕上げていく「みんながアーティストワークショップ」があった。子ども連れの家族らでにぎわい、木製パネル3枚に水性サインペンで自由に絵や模様を描いた。

 市民が作品づくりを体感することで、活動に対して理解を深めてもらおうと企画した。木製パネルはカラフルに変身。隠されていたテープを外すと「NOBEOKA」の文字が登場し、共同作品が完成した。

 家族と訪れた前田愛佳さん(旭小3年)は「最後のシールを剥がすところが面白かった。ドキドキした」と笑顔。妹の佳歩さん(1年)は「絵を描くのが楽しかった。うれしい」と話した。

 作品は、栄町にある延岡こども未来創造機構の事務所に飾るという。

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