夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
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集落機能維持へ−自治公民館経営研修会
高齢化など各地域で直面している課題を共有し、その解決策を探る日向市自治公民館経営研修会は9月30日、同市の大王谷コミュニティセンターであった。主催は市区長公民館長連合会(黒木末人会長)。区長公民館長約100人が参加し、東郷町福瀬区の事例発表と黒木会長の講演を踏まえ、意見を交わした。
◆誰かに頼らないと生きていけない現実
黒木会長は「自分の区の活動と照らし合わせ、より理解を深めてほしい」とあいさつ。来賓の十屋幸平市長は「高齢化に加え、地域住民同士で支え合う意識が薄れていると危惧している。今回の研修会が各地域の課題解決の糸口になれば」と期待を込めた。
研修会では、同区の岩田政詞区長公民館長が「域内集落機能の持続化に向けた福祉共生社会への取り組み」と題し事例発表した。
同区には今年4月時点、244世帯524人が生活しているが、急激な高齢化が進んでおり、区内12集落の中には「5年後、10年後に消滅してしまう集落もあるのでは」と危惧されるという。そんな中、現在の集落機能をどう維持させるか、そのための取り組みを詳しく発表した。
現在、最も深刻な困りごとは足腰が弱くなり、買い物に一人では行けない区民が増えていること。岩田区長公民館長は「誰かに頼らないと生きていけない現実があり、最近では区民同士、声を掛け合って車に乗り合わせて買い物に行くなど、助け合う関係が芽生えつつある」と語った。
また、参加者の注目を集めたのは9月に初めて開いた「区民の集い」。地域の活力を取り戻すため、区民の誰もが集える機会をつくろうと、これまで75歳以上を対象に開いてきた「敬老の集い」を取りやめ、新たに企画した。
岩田区長公民館長は「これだけ高齢化率が高くなっている今、高齢者だけを特別扱いするのは時代にそぐわないと考えた。当日は子どもから高齢者まで200人を超える区民が参加し、これまでにない雰囲気で絆が深まった。来年も開いてほしいという声もあった」と説明した。