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青年海外協力隊−ガーナでIT技能を指導

本紙掲載日:2023-10-06
2面
派遣先での意気込みを語る大坪さん

大坪さん「多くのこと伝えたい」−県庁

 国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊として、アフリカのガーナに派遣される大坪冬輝さん(28)=日向市日知屋=が3日、県庁を訪れ、河野知事に出発の報告と現地での意気込みを語った。知事は「みやざき国際協力大使」に委嘱した。

 大坪さんは、PCインストラクターとして、首都アクラから車で2、3時間ほど離れた地方都市の職業訓練校で生徒や教員を指導する。「IT(情報技術)講師として働いた経験を生かし、多くのことを伝えていきたい」と抱負を述べた。

 派遣期間は2025年10月までの2年間で、帰国後は教員を目指す。すでに教員免許(商業、情報)は取得しているが、多様性やグローバルという言葉を経験を踏まえて生徒に伝えるため、協力隊に参加をすることにしたという。

 知事は「宮崎ファンをたくさんつくってほしい。健康に気を付けて頑張ってほしい」などと激励。大坪さんは「日本での経験を基に教えるが、少しでも現地のニーズに合った楽しくITを学べるものを現地で見つけていきたい」と話していた。

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