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大学生が県北で地域実習

本紙掲載日:2023-10-11
3面

◆延岡のモノ、コト、ヒトづくり−大正大学生7人が幅広く学ぶ

 大正大学(東京都豊島区)地域創生学部地域創生学科の「地域実習」が延岡市で行われている。2年生7人が13日まで2週間滞在。企業訪問や公共施設の見学、イベントの運営補助などを通し、延岡ならではの生き方や働き方などについて学んでいる。

 経済学や経営学を学びながら、その理論を地域で実践していく同科。地域実習は必修科目で、1年時は都市圏、2年時は延岡市を含む11の地域に分かれて実習を行い、来年以降にゼミで探究したいテーマについて考える機会にもなっている。

 学生は期間中、同大講師の福田政憲さん(70)=NPO法人のべおか市民力市場=の引率で、延岡市駅前複合施設エンクロス(幸町)の施設や市民活動の見学、島野浦でのフィールドワーク、天下一薪能の運営補助など幅広く体験しており、モノ、コト、ヒトづくりに触れている。

 このうち3日午前は、「モノづくり」として宮崎ひでじビール(永野時彦社長)を見学。工場内を自ら案内した永野社長は「地元の原料だけでビールを造りたい」と、麦芽をつくるために6年間研究を続け、製麦に成功したこと▽世界に誇る延岡の溶接や研磨といったものづくりの技術を生かして、地元企業に6千リットル容量のタンクを作ってもらい、製造の効率を上げたこと――などを説明した。

 3時間以上、永野社長のビール愛、地域愛にあふれた熱い話を聞いた学生たちは大いに刺激を受けた様子。

 午後の振り返りでは、永野社長の〃技術を隠さない〃という姿勢について、「地域性を感じた」「やってきたことに自信を持っているし、まだ発展途上という思いがあるのでは」などの意見が出た。

 また、「御当地ビールで延岡に来てもらおうという姿勢がいいと思った」「延岡市でやることにこだわり、挑戦する取り組み、視野がすごいと思った」という声も聞かれた。

 東京都出身の橋爪慶一郎さん(19)は、「地方創生の際、地方だけでできることは限られていると思っていたが、話を聞いて、地域だけでも可能性、できることもあると感じた。実習で新たな視野や考え方を身に付けたい」と意気込んでいた。


◆美郷町の魅力や活性化策を発表−1カ月間滞在、武蔵野美大生「移住したい」も

 県の森林産業イノベーション人材創出モデル事業で美郷町に1カ月間滞在した武蔵野美術大学(東京都)の3年生ら6人が8日、宮崎市のみやざきアートセンターで報告会を行い、町の魅力や森林産業の活性化につながるアイデアを発表した。

 全国各地の市町村と産学連携し、地域活性化に取り組む同大から、クリエイティブイノベーション学科の3年生らが来町。先月8日から今月8日まで滞在し、林業従事者ら森林産業関係者との対話、現場視察などに取り組み、魅力や課題を探った。

 6人のうち、同大学院クリエイティブリーダーシップコース修士1年の外山結衣さん(24)は、美郷町北郷で生産される日向備長炭をテーマに発表。課題の一つである産業の維持や継続に寄与しようと、炭を染料に生かすアイデアを述べた。

 同1年の林玉さん(26)は、地場産品を加工、販売する企業や団体の〃職人〃に着目。「食」のPRの一環として、職人について知ることのできるイベントの開催、各職人が手作りした一品を詰め合わせた弁当の販売を提案した。外山さんは「論文のテーマを日向備長炭にするつもりです。水も米もおいしかったので移住したい」、林さんは「本業の傍ら地域のために活動している人たちに魅力を感じました。地域おこし協力隊で食に関する募集があれば、受けたい」と話した。

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