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20年ぶり、全国操法大会へ

本紙掲載日:2023-10-13
2面
全国女性消防操法大会に向け、十屋市長に抱負を語る日向市消防団女性消防部の団員ら
7月に開かれた第67回日向支部消防操法大会で操法を披露する女性消防部(日向市のお倉ケ浜消防訓練広場)

日向市消防団女性消防部

◆市長に抱負「チーム力発揮したい」

 全国女性消防操法大会(21日、東京都江東区)に出場する日向市消防団女性消防部(黒田優子部長、12人)が11日、同市役所を訪れ、十屋幸平市長に抱負を語った。

 同女性部は、1997年に女性消防団員のみで結成。地域防災のための、幼稚園での啓発や各種イベント時の本部補助、災害時では後方支援などを主な活動としている。

 全国大会は2回目。昨年度に実施された県消防協会日向支部女性消防操法選考会(軽可搬ポンプ操法)で椎葉村、諸塚村に勝利し、2003年以来20年ぶりの出場を決めた。本番は全国から44チームが出場し、頂点を競う。

 市役所には市消防本部の松木生消防長、市消防団の帆足武男団長、寺原昌昭副団長とともに、黒田部長のほか操作員5人が訪問した。

 黒田部長は、昨年10月から約1年間で65回の練習に加え、大会での操作、県外研修など計72回に及ぶ活動を振り返り「(操作員には)悔いなく力を発揮し、堂々と操作してほしい」と語った。

 指揮者を務める那須好未さん(女性部団員)は「自分の力、チームの力を信じてベストな操法をしたい」。1番員の長友絵美さん(第37部班長)は「12位以内に入賞したい」。2番員の田島萌充実さん(第12部班長)は「1年かけて一つのチームになった。自分たちの操法ができたら」。3番員の山下佳子さん(女性部団員)は「平常心で頑張りたい」。4番員の寺原久美さん(同部班長)は「チーム力を発揮し笑顔で終えたい」とそれぞれに抱負を述べた。

 十屋市長は日々の活動をねぎらい、「皆さんが頑張ることで女性消防団員が増えると思う。活躍を期待している。緊張するとは思うが入賞をして、また報告に来てほしい」と激励した。

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