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家族で仮装、ゲームなど楽しむ

本紙掲載日:2023-11-01
6面

駅まちエリアでハロウィーンイベント

 「第6回のべおか駅まちハロウィーンジャック」は10月29日、延岡駅周辺の商店街など、駅まちエリア一帯を会場に開かれた。小さな子どもから一般まで仮装姿の人らでにぎわい、1日限定で〃開校〃した「おばけの学校」で謎解きや飲食、ゲームなどを楽しんだ。主催は山下新天街商店街振興組合(興梠貴士理事長)。延岡わくわくマーケット実行委委員会(吉田展啓実行委員長)共催。

 イベントは、吉田実行委員長(42)らが中心となって2018年、「延岡でも気軽に仮装でき、ハロウィーン文化を楽しめる場所をつくりたい」と初開催。以降、毎年欠かさず開いてきた。

 今年は、市の民間活力による消費喚起応援事業を活用。出店店舗で500円分以上の買い物をすると、山下新天街の加盟店で使用できるクーポンを配るなど、商店街の魅力を知ってもらうための新たな試みも行った。

 サンロード栄町には、「おばけの学校」の門が設けられ、来場者は〃新入生〃の設定。県内外からコスプレイヤーが訪れてイベントを盛り上げ、新入生は雑貨などが並ぶ購買部や飲食の販売を行う給食室での買い物や、恒例となっている巨大ガイコツのパレードを楽しむなど、特別な空間での一日を過ごした。

 この日は中高生や大学生のボランティア約40人も運営を手伝った。小田心優さん(旭中3年)は「レイヤーがかわいかった。また参加したい」と笑顔。稲田楓愛さん(同)、澁江真琴さん(同)は、「仮装している人が意外と多くて驚いた。地域の人と触れ合える機会になって良かった」と話した。

◆エンクロスでも開催

 第1回から、「駅まちエリアが一つになって盛り上げたい」と、同じ日に関連イベントを開いてきた延岡市駅前複合施設エンクロスは、今年も「エンクロスハロウィーン」を同時開催。

 仮装ハイハイ競争やリトミック、ハロウィーン実験、くす玉を割って菓子を手に入れる「ピニャータで菓子をゲット」、フルートお話し会など、子ども対象の多彩なイベントを用意。館内外で仮装姿のかわいらしい子どもの姿が見られた。

 「チチンプイプイ!魔女鍋を召し上がれ」では、延岡学園高調理科の生徒が作った紫色のポタージュを振る舞った。レシピを考案した橋村愛美紗さん(18)は、「ハロウィーンに合わせ、子どももおいしく飲めるように心掛けて作った。おいしいと言ってもらえてうれしかった」と話していた。

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