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災害いつ起きても−地域住民と防災訓練

本紙掲載日:2023-12-11
2面

危険箇所確認、避難所開設・運営学ぶ−旭中

 延岡市立旭中学校(国生尚校長、235人)は2日、地域住民と合同の防災訓練を実施し、1年生は地域点検、2年生は避難所開設、3年生は避難所運営について学んだ。

 将来の地域防災を担う人材の育成や、世代を超えた協力態勢の構築などを目的に毎年、旭小中校区防災ネットワークや同小、富美山地区の社会福祉協議会、区長会、青少年健全育成連絡協議会などと共催で実施している。

 大地震の発生を想定し、富美山地区に住む1年生は最寄りの緊急避難場所計10カ所に集合。その後、地域の人と各区の危険箇所を確認して回りながら、中学校に身を寄せた。

 このうち、内水氾濫が頻発し、一昨年9月の台風14号でも家屋が浸水した富美山北区では、郵便局脇の排水路に浸水センサーが設置され、水位が上がると2段階に分けて区長らに自動通知される仕組みを学習。大雨が降ると水路から逆流するように側溝の水があふれ、一昨年は地面から160センチの高さまで浸水したことを、電柱に残された目印で確認した。

 指定避難所となっている中学校体育館では、2年生が段ボールで部屋のように囲った間仕切りや、机、ベッドなどを製作。1人暮らし、車いす利用者、ペット同伴、大家族など六つの形態で造りを考え、土台の補強や壁を3段重ねで高くするといった工夫も見られた。

 3年生は教室で見取り図を広げ、学校を避難所とした場合、起こりうる運営上の事態が記された250枚のカードをめくりながら対策を協議。年齢や性別、被災状況、健康状態が異なる避難者の部屋割りや、物資、ライフライン、トイレ、風呂、洗濯所、ボランティア用駐車場の確保などさまざまな課題の解決に熱心に意見を交わした。

 みどり地区から避難した1年の久保氣夕さんは「道路沿いの壁に亀裂が入っている危険箇所を確認した。まずは自分の命を守るため、災害がいつ起きても対応できるように備えたい」。3年の田中比奈子さんは「いろんな避難者がいてかみ合わないことも多いと学べた。もし、学校が避難所になった時に少しでも力になれれば」と話していた。

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