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新型コロナ週刊トピック

本紙掲載日:2024-02-10
2面

県内感染者数、依然増加続く

◆11週連続、重症者も第8波ピーク時並み

 県の感染症週報第5週(1月29日〜2月4日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は前週比1・06倍の定点当たり17・90人と、11週連続で増加しました。4段階で色分けした注意喚起の区分で、県北は前週に続き上から2番目の「赤圏域」(基準値=定点当たり20人以上)となっています。7日時点の入院患者数は169人(前週184人)と3週連続で減少しましたが、重症者は4人(前週5人)で、第8波(昨年夏)のピーク時並みの状況が続いています。

◇県北、3週連続「赤」

 県が区分する7医療圏域のうち、延岡・西臼杵の感染者数は定点当たり23・89人(前週同22・44人)、日向・東臼杵は28・17(前週同22・83人)で、いずれも再増加して、3週続けて赤圏域となりました。

 小林・えびの・西諸県(定点当たり24・50人)も感染者数が高止まりし、西都・児湯(同20・83人)は増加が続き、計4地域が赤圏域となっています。それ以外の都城・北諸県(同16・00人)、宮崎・東諸県(同12・00人)、日南・串間(同11・60人)はオレンジ圏域(同10人以上)が継続しています。

 県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は多い順に、▼5〜9歳が19%▼10〜14歳が17%▼5歳未満が11%▼40代9%▼30、50代と80代以上が各8%▼60代6%▼15〜19歳と70代が各5%▼20代4%と、前週に続き10代以下が過半数を占めました。

 定点報告数を基にした県内の推計感染者数は1日当たり767人で、前週を47人上回り、11週連続で増加しました。

 全国の感染状況(1月29日〜2月4日)は定点当たり16・15人で、前週(14・93)を1・1倍上回り、全国的に増加しました。関東を中心に同20人を超えた地域が多く、感染はさらに拡大していくとみられています。

◇延岡市、今季最多538人−今月4日まで1週間の独自集計

 延岡市が独自に集計している新型コロナ感染者数の週報によると、先週1週間(1月29日〜2月4日)の合計は538人で前週(436人)を1・23倍上回り、昨年10月以降で最多となりました。同11月下旬に比べ16・3倍まで増加している状況です。

 日別では、1月29日131人▽30日90人▽31日72人▽2月1日85人▽2日71人▽3日54人▽4日35人となっています。日ごとの新規感染者数も着実に増加していて、引き続き警戒が必要です。

 一方、県が延岡保健所管内から報告を受けた定点医療機関当たりの新規陽性者数は25・14人(前週同22・86人)で、3週連続で赤圏域レベルとなりました。

◇県北、明らかに増加が加速−報告数よりも多い恐れ

 延岡市新型コロナ対策アドバイザーの佐藤圭創医師によると、県北では新型コロナ感染者の増加が明らかに加速し、学校や職場だけでなく、病院や高齢者施設でもクラスター(感染者集団)が相次いでいるといいます。

 県が感染者数を集計している定点医療機関は小児科が多いため、幅広い年代に感染が拡大している実態はデータに反映されにくくなっており、実際の感染者数は見かけの数値の「1・2〜1・5倍近いと考えていい」と話しています。

 佐藤医師の実感としては、「第9波」のピークとなった昨年夏と似た状況といい、なおも拡大傾向が続くとみています。関東や能登半島地震被災地で特に感染者が増えている状況や、今月2回ある連休、春節に伴う中国人旅行者の増加など、全国に感染が広まる条件がそろっているのもその理由です。

 病院外来では、家族が感染して本人も症状が出たため受診したのに、抗原検査では「陰性」となり、その後も症状が続いて改めて検査したら「陽性」だったことが分かるなど、すぐには診断できない症例が増えているのも課題だといいます。

◇健康で若い人にも肺病変

 佐藤医師は、臨床症状で当初多かった味覚障害や嗅覚障害が減り、消化器症状や肺病変が増えていることから、ウイルスの増殖もしくは作用部位が、従来の喉や鼻などの上気道から、より体内へと移っている可能性を指摘しています。

 主に鼻の粘膜をぬぐう抗原検査でウイルス反応が出にくくなっているのも、こうしたことが原因ではないかと推測しています。

 特に、感染に伴う肺炎などの肺病変が現れるのは、これまで高齢者や基礎疾患がある人が中心でしたが、最近は健康な若い人にも増えているといいます。県北では30代の妊婦をはじめ、50代以下の患者が複数報告されているそうです。

 このため佐藤医師は、家族など身近に感染者と接触して症状がある患者に対しては、抗原検査が陰性であっても感染を疑ってPCR検査を実施したり、パルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定器)などによる肺機能の観察も求められると話しています。

◇後遺症、まれではない副腎機能低下

 新型コロナの治療が終わった後も後遺症を抱える患者は、なおも増加しています。神奈川県が昨年10月に実施した県民への実態把握調査(回答者数1万8260人)では、感染歴のある4割以上の人に後遺症があることが判明しました。

 症状(複数回答)で最も多かったのはけん怠感(1691人)、次いで、持続するせき(1484人)、嗅覚障害(860人)、味覚障害(806人)、息切れ(652人)、頭痛(531人)、脱毛(487人)などと続きます。
この中でけん怠感や疲れやすさ、脱力感、気分の落ち込みといった後遺症は、副腎皮質ホルモンの分泌低下が原因である可能性があることを神戸大学などの研究チームが明らかにしました。

 副腎皮質ホルモンは脳視床下部・下垂体から分泌され、血圧・血糖上昇や食欲促進、抗炎症など「ストレスに打ち勝って頑張る」効果を高める作用があるとされますが、分泌が低下すると全身けん怠感や体重減少、食欲不振などを招き、頑張りが効かない状態に陥るのだそうです。

 同研究チームによると、これまでの研究で、新型コロナの感染に伴う副腎皮質ホルモンの分泌低下は16・2%の頻度で起こるという報告もあり、決してまれとは言えない結果となりました。

 佐藤医師の後遺症外来を受診している18歳の男性は、昨年3月に新型コロナに感染して回復後も体のだるさが続き、7月末から顕著な全身けん怠感が現れたといいます。トイレに行くのも困難で、スマートフォンを持つのがつらいほど体に力が入らず、筋肉痛や関節痛にも苦しんでいたそうです。

 男性はワクチンの接種歴がなく、後遺症が重い患者ほど未接種の傾向があるとして、専門家らは接種を勧めています。また、後遺症と気付かずに我慢している人も多いといい、佐藤医師は「対症療法しか受けずに苦しんでいる方もいると考えられる。症状が続く場合などは後遺症外来を受診してほしい」と呼び掛けています。

◇発熱などで受診を迷う場合は電話を

 発熱などの症状が出て医療機関の受診に迷う場合などは県新型コロナウイルス感染症相談窓口(筍娃坑牽機Γ沓検Γ毅僑沓亜■横柑間対応)か、県北救急医療ダイヤル(筍娃隠横亜Γ牽僑機Γ毅毅粥∧親午後5時〜翌朝8時、日曜・祝日24時間対応)。

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