夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
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三川内小中中学部3年生
延岡市立三川内小中学校(上中別府利一校長)の中学部3年生4人は14日、卒業を前にしたスペシャルプロジェクトとして、今は使われていない旧中学校の校舎を活用するアイデアを発表した。
同校は、市の小中学校再編計画によって2015年4月に小学校と中学校を統合させて誕生。校舎は小学校の施設を活用しているため、中学校の校舎は使われていない状況が続いていた。
そこで、地域資源を生かす視点を磨き、地域貢献につながればと1月にプロジェクトを発足。廃校利用施設に詳しい鹿児島大学法学部の農中至准教授からオンラインで廃校利用の現状や事例を学び、旧中学校の視察も行った。
活用案を出すため、地域の強みと弱みについても意見を出し合い、持続可能で弱点を強みに変えて長所を伸ばせる施設として、2案を提案した。
一つは、ホタルの研究所と地域コミュニティーを融合させた施設。同校が長年続けているホタルを守る活動に「地域一丸となって取り組み、ホタルが人と人との懸け橋になる存在になれば」と願いを込め、また、「集まる場所がない」という弱みを補う交流の場とすることを提案した。
もう一つの案は、インターネットやデジタル環境がよくないという弱点から、「脱ネット施設」をつくること。豊かな自然を生かして、不安やストレスを解消できる自然体験活動に挑戦してもらい、インターネット依存症の人らの心のよりどころとして、地域外から人を呼び込むことを目指すという。
提案後には、1、2年生8人と教職員、地域住民と意見を交わした。3年の奈須唯斗さんは「来年もぜひ考えてほしい」、田村蓮さんは「地域全体が一丸となって考えないと解決できない。これからも頑張って」、小野杏実さんは「いつか実現してほしい」と後輩たちに期待。
有村洋輝さんは「地域のことを調べることで、自分一人では気付かなかったこと、みんなと話し合わないと出ない意見が出た。話し合うこと、意見を聞くことは重要だと感じた」と話した。
耐震化や金銭面の不安の声は上がったものの、地域住民の一人は「母校なので使ってほしいなという夢もある。発表が素晴らしかった」と涙を流して喜んだ。
発表を見守った農中准教授は、「今回取り組んだ4人が、いつか『ここがあるから帰ってこれる』という空間、場所を創造してもらいたいなと思う。大人の力によって何らかの場所に転用されたら、疲れ果てた時に帰ってこれる。そういった形が理想」とまとめた。