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新型コロナ週刊トピック

本紙掲載日:2024-03-16
2面

感染者数、5週ぶり増加−重症者変わらず−入院患者1人減・県内

 感染症週報第10週(4〜10日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は前週比1・1倍の定点当たり6・91人と、5週間ぶりに増加しました。4段階で色分けした感染状況は、前週に続き「黄圏域」(基準値=定点当たり5人以上)で、13日時点の重症者数は前週と変わらず1人。入院患者数は1人減の61人でした。


◆延岡・西臼杵「黄」継続−日向・東臼杵も

 県が区分する7医療圏域のうち、延岡・西臼杵の感染者数は定点当たり7・56人(前週同7・44人)で、5週間ぶりに増加。日向・東臼杵は同7・67人(前週同8・67人)と5週連続で減少し、いずれも前週に続き黄圏域となっています。

 宮崎・東諸県(定点当たり4・47人)は感染者数が減少して、注意喚起の区分が解消。都城・北諸県(同6・30人)は増加して、日南・串間(同9・40人)、西都・児湯(同8・17人)とともに黄圏域となりました。また、黄圏域だった小林・えびの・西諸県(同10・50人)が県内で唯一「オレンジ圏域」(基準値=同10人以上)となりました。

 県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は多い順に、▼5歳未満と5〜9歳が各15%▼30代と40代が各11%▼10〜14歳が10%▼50代9%▼20代8%▼60代と70代が各6%▼80代以上が5%▼15〜19歳が4%と、前週と全く変わらず、10代以下が半数近くを占めました。

 定点報告数を基にした県内の推計感染者数は1日当たり296人(前週268人)で、5週間ぶりに増加しました。全国の感染状況(4〜10日)は定点当たり6・53人で前週(同6・99人)を下回りましたが、西日本を中心に16県で増加しました。

◇延岡市143人4週ぶりに増加−4〜10日の独自集計

 延岡市が独自に集計している新型コロナ感染者数の週報によると、先週1週間(4〜10日)の合計は143人で4週間ぶりに前週(122人)から増加し、昨年11月下旬の4・3倍という状況です。

 日別では、4日39人▽5日27人▽6日22人▽7日13人▽8日18人▽9日8人▽10日16人となっています。

 県が延岡保健所管内から報告を受けた定点医療機関当たりの新規陽性者数は5・29人(前週同6・43人)と4週連続で減少し、引き続き黄圏域レベルとなりました。


◇インフル再び増加、溶連菌も−延岡保健所管内流行の中心

 県内では減少傾向に入ったとみられていたインフルエンザやA群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)も再び増加に転じ、いずれも延岡保健所管内が流行の中心となっています。

 感染症が専門の佐藤圭創医師(延岡市新型コロナ対策アドバイザー)によると、インフルエンザはほぼ完全にB型へ置き換わっていて、A型より重症化はしないものの、つらいせきや激しい喉の痛みを訴える患者が多いということです。延岡管内は定点当たり29・43人と県内最多で、再び警報基準値(同30人以上)に迫っています。

 溶連菌は同じく延岡管内が、前週の同3・75人から今週は同9・0人と一気に2・4倍増加し、警報レベル(同8人以上)となりました。

 溶連菌は感染して2〜5日後に発熱(38度以上の高熱が多い)や喉の痛み、リンパ節の腫れなどを発症します。喉に赤い点状の出血が現れ、扁桃(へんとう)腺が腫れたり、舌に赤いブツブツが出ることもあります。感染経路は飛沫(ひまつ)と接触で、手洗いやうがいが予防の基本です。

 佐藤医師によると、感染後にはリウマチ熱や溶連菌感染後急性糸球体腎炎などを併発する恐れがあり、大人も急性腎炎や血管炎症などの合併症を伴うことがあるといい、「感染した場合には処方された薬を最後までしっかりと飲みきることが大切」と訴えています。


◇コロナワクチン−接種券の有無、確認を−再発行手続きは21日まで

 新型コロナの診療体制が4月から通常医療へと完全移行するのに伴い、公的ワクチン接種も今月末で終了し、4月以降は7千円以上(高齢者など除く)の自己負担が必要となります。

 佐藤医師によると、これまでのデータや研究により、新型コロナは今後も感染者が増減を繰り返して流行が継続し、今年も夏と冬に大きなピークが起きる可能性が高いのだそうです。

 治療薬も自己負担だとかなり高額となる中、医師らが懸念しているのが、重症化リスクのある高齢者施設などで感染が広がった場合や、年代・健康状態を問わず患者が後を絶たない感染後の後遺症だといいます。

 これらを抑えるためにもワクチンへの期待は大きく、駆け込み接種する人もいますが、注意したいのがワクチンを受けるのに必要な接種券です。紛失した場合などの再発行については、延岡市がインターネットでの申請を20日、電話受け付けも21日で終了します。

 このため市は、「今月末までに接種を希望される方はいま一度、接種券の有無をご確認の上、再発行が必要な場合はなるべく早めの申請をお願いします」と呼び掛けています。

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