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城山に火縄銃のごう音

本紙掲載日:2024-04-22
3面
島津家の戦法として知られる「捨てがまり」で用いられる砲術。座禅を組むように座ることから「座禅陣」といわれる

「薩摩日置鉄炮隊」演武−馬上筒や大筒の空砲も迫力

 お大師さん(延岡今山大師祭)は19日から21日までの3日間、延岡市山下町の今山大師(野中玄雄住職)とその周辺商店街などで行われた。このうち20日には鹿児島県日置市から初参加の「薩摩日置鉄炮(てっぽう)隊」(山ノ内文治隊長)が、延岡城址(し)二の丸広場で演武を公開。火縄銃の空砲を放ってごう音を広場に響かせ、集まった約120人の市民らを魅了した。

 演武は、国際ロータリー2730地区が推進しているポリオ(小児まひ)世界根絶とお大師さんが掲げる世界平和への願いを込めた礼砲でスタート。続けて10〜70歳代の隊員11人が馬上筒や大筒の空砲を放った。

 戦国時代の武勇で知られ、日置市と縁の深い島津家の戦法解説もあり、最後は関ケ原の戦いで大将・島津義弘を無事に逃がした「捨てがまり」で用いられた砲術を披露。敵に対して座禅のように座って銃を放ち、追撃を食い止める鉄砲武者たちの迫力ある叫声と銃の斉射に、見守った人たちからは大きな歓声と拍手が送られた。

 日向市から訪れた佐藤直哉さん(43)は「大筒の大音響が想像以上で驚いた。島津は勇猛果敢というイメージだったが、演武を見てその思いが深まった」と感想を述べた。

 薩摩日置鉄炮隊は2015年に日置市の有志らで結成。地元自治体の支援を得ながら火縄銃文化の発信、鉄砲伝統技能の継承などに努めている。山ノ内隊長(76)は「火縄銃の魅力を体感してもらえたと思う。このような場を提供してくれた今山大師はじめ関係者の皆さんに感謝している」と話した。

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