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デイリー健康大学日向会場(上)

本紙掲載日:2024-08-28
3面
骨粗しょう症について話す瀧井副院長

「あなたの骨は大丈夫?〜骨粗しょう症のおはなし〜」瀧井病院・瀧井穣副院長

 財団法人デイリー健康福祉事業団(松下勝文代表理事)の第29期デイリー健康大学の第1回講座がこのほど、日向市文化交流センターで開かれました。瀧井病院=日向市塩見=の瀧井穣副院長が「あなたの骨は大丈夫?〜骨粗しょう症のおはなし〜」をテーマに講演しました。要旨を掲載します。

◆骨が弱り折れやすくなる病気−日向市・50歳以上の女性10人中4人

 骨粗しょう症とは骨が弱くなって骨折しやすくなる病気で、骨吸収(古い骨が壊される)と骨形成(新しい骨をつくる)のバランスが悪くなり徐々に骨がもろくなってしまいます。

 骨粗しょう症の患者数は日本全体で推定1280万人(女性980万人、男性300万人)。女性に多く、年代別では50歳代の女性の5人に1人、60歳代は3人に1人、70歳代は2人に1人と言われています。日向市ではどうでしょう。2020年の人口データによると、50〜90代女性は約1万6600人。先ほどの比率を当てはめると約7000人となり、日向市の50歳以上の女性の10人中4人が骨粗しょう症と推計できます。

 症状は、背中や腰が曲がってくる、身長が縮む、骨折しやすくなる、背中や腰が痛むなどありますが、ほとんどが骨折による症状です。骨粗しょう症自体には自覚症状はほぼないため、骨折して入院し、検査をしたら骨粗しょう症だったという事もあり、気づいた時にはかなり進行してしまっている人もいます。

 では、どうしたら骨粗しょう症が分かるか。骨粗しょう症の診断基準では脆弱(ぜいじゃく)性骨折の有無と骨密度が重要です。脆弱性骨折とは、立った状態から倒れる、もしくは、それ以下の衝撃(重たい物を持ち上げた、手をついたなど)によって生じた非外傷性骨折。代表的なものは脊椎圧迫骨折、大腿(だいたい)骨近位部骨折、橈骨(とうこつ)遠位端骨折、上腕骨近位端骨折などです。

 脆弱性骨折が有る場合、まず、推体骨折、大腿骨近位部骨折の既往があるだけで骨粗しょう症の診断になります。他の部位の脆弱性骨折(橈骨遠位端骨折、上腕骨近位端骨折など)がある場合は、骨密度がYAM(若年成人比較)80%未満で骨粗しょう症の診断となります。脆弱性骨折が無い場合は、骨密度がYAMの70%以下で骨粗しょう症の診断となります。

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