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デイリー健康大学延岡会場(上)
本紙掲載日:2017-06-21
8面

歯周病について話す四倉副院長

「歯周病の予防と治療について」四倉歯科医院・四倉清仁副院長

 公益財団法人デイリー健康大学福祉事業団(松下勝文代表理事、夕刊デイリー新聞社内)の第24期デイリー健康大学の第3回講座はこのほど、延岡市社会教育センターであり、四倉歯科医院(同市安賀多町)の歯科医師、四倉清仁副院長(52)が「全身の健康はお口の中から〜歯周病の予防と治療について」をテーマに話した。要旨を3回に分けて紹介する。

◆常在菌が原因の細菌感染症・世界で最も患者が多い病気

 歯周病とは、口腔(こうくう)内の常在菌の一部が原因となり発症する細菌感染症。つまりは、普段から口の中にいるほんの一部の菌が悪さをして起こす感染症です。

 口腔内には約700種類の菌がいると言われています。1996(平成8)年には歯周病に関係するのは約10種類だと報告されましたが、その6年後の2002(同14)年には、別の3種類が一番影響していると発表されました。

 歯周病の主な菌は変遷していくかもしれませんが、いずれの菌も歯周病に関係しているのは間違いありません。

 歯周病は、「沈黙の病気」と言われています。日本人の中年以降では約80%がかかっている病気です。初期は目立った症状がなく、日本人が歯を失う最も大きな原因になっています。

 歯周病というのは、世界で最も患者が多い病気としてギネスブックに載っています。歯周病は、進行の個人差が大きいという事を研究した人がいます。

 あるスイスの研究者が約40年前、歯磨き習慣もなく、歯科医師もそこにはいないという環境のスリランカの茶農園で働く人を観察し続けました。

 その結果、歯周炎の前段階の歯肉炎には全員なりましたが、11%はそれ以上進行せず。そして81%はわずかな歯周炎の進行。ところが8%は重症化したそうです。

 問題なのはこの8%。歯周炎が進行していくにしても、90%の人はその治療をすればほとんど治ります。ところが、歯周病の重症化をたどる患者は、とにかく再発が多い。繰り返されることで骨がちょっとずつ溶けていき、次第に歯がぐらぐらになります。

 歯周病を起こす菌は空気が嫌いなので、歯の上にプラーク(歯こう)が付くだけだと軽い炎症ですが、歯周病が進行し歯と歯茎の間の「ポケット」が深くなり、そこで菌が繁殖し始めると一気に炎症が増大します。

 歯と歯茎の間に歯石が付くと、歯茎が炎症を起こし、歯肉炎になります。その段階でそこの歯石を取ってしまえば、元に戻ります。ただ、歯茎の中の骨が溶けてポケットの中にまで歯石がたまってしまうと歯周病になります。

 歯の表面の歯石を取っても、歯茎の中に歯石が残っていると、見た目は健康ですが、歯茎の中に歯石が残っているので骨は徐々に壊れていきます。

 例えば、骨が溶けたとします。1回溶けてしまった骨は戻りません。治療をして、骨がきちっと元通りになることを「完治した」とするのなら、歯周病は完治はしません。ですので、再発を常に考えなければいけません。

 歯周病について、「虫歯もなくて歯も丈夫だからかからない」などと誤解している人もいますが、実際は「虫歯の有無にかかわらず歯周病にかかる」など、現状は大きく異なっています。正しい知識が必要です。

【プロフィル】平成5年、東京歯科大を卒業後、同年から延岡市安賀多町の四倉歯科医院に勤務。現在は副院長。日本口腔インプラント学会専門医、日本歯周病学会認定医、日本歯科医療管理学会会員、日本糖尿病協会会員。