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「栗黒」世界最高賞に輝く
本紙掲載日:2017-10-09
2面

ワールド・ビア・アワード2017で世界最高賞を受賞した「栗黒」(手前)と、受賞を報告する永野社長

ワールド・ビア・アワード2017

◆ひでじビール−永野社長「自信持って海外へ」

 宮崎ひでじビール(延岡市)が輸出用として開発したビール「栗黒(くりくろ)」が、ワールド・ビア・アワード2017で世界最高賞のワールドベスト・スタウト&ポーターに輝いた。同社の永野時彦社長は5日、県庁で受賞を報告し「本場の味が分かる審査員から評価をいただいたことは価値がある。自信を持って海外に展開していきたい」と喜びを語った。

 栗黒は県産栗を副原料に使った「スタウト」と呼ばれるスタイルの黒ビール。コーヒーのような香ばしいフレーバーと栗の上品な香りと濃厚なコク、ビールでは高いアルコール度数9%を実現した。

 ラベルは延岡市の文化財「内藤家旧蔵の能面」をモチーフにデザイン。輸出用として北米のみで流通している。

 同アワードは英国で年に1度開催される世界的コンペティション。36カ国から過去最多の1900以上(日本は118)の銘柄が出品された。

 スタイル別の国内予選と世界大会の2次予選で世界代表の71ビールが決定。ここから8カテゴリーごとの頂点を競う最終審査で、栗黒が「スタウト&ポーター部門」の世界一を受賞した。

 日本のビールが世界一に輝いたのは平成25年以来4年ぶり、2例目となる。

 栗黒は輸出用のため国内での在庫がない。同社は今後、年内の国内販売を目指して準備を進めていくという。

 永野社長は「個性のあるビールを楽しみたいファンに届けていきたい。宮崎のビールメーカーとして精進していきたい」と話した。