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鉛筆で伝える〃いのち〃

本紙掲載日:2020-09-08
8面

虎彦サロン・佐藤義和さん(延岡)作品展−18日まで

 高千穂町出身の鉛筆画家佐藤義和さん(63)=延岡市南一ケ岡在住=の作品展が18日まで、同市幸町の風の菓子虎彦(上田耕市社長)内の「虎彦サロン」で開かれている。無料。

 テーマは「いのちを見つめる」。小さな子どもを見詰める母親の姿、マスク姿で活動する女性、災害後に復旧作業を行う自衛隊員、戦地へ赴く前に記念写真に収まる海兵隊員など、今回の作品展に向けて描いた作品を含む44点が並ぶ。

 「物心付いた時から絵を描くことが好きだった」という佐藤さん。高千穂高3年の時、体調を崩したことをきっかけにバスケットボール部を辞めて美術部に入部。そこから本格的にデッサンや油絵を学んだ。

 大分大学卒業後は、西臼杵郡内や延岡市内で小学校教員として勤務。在職中も時間を見つけては描き続けてきた。58歳で早期退職後は同市伊形町にある自身のアトリエで、人物画を中心とした作品作りに励んでいる。

 鉛筆画の魅力は、紙と鉛筆さえあればできる手軽さ。本格的に学んだのは高校3年時だけだが、当時の顧問やOBにアドバイスをもらいながら試行錯誤し、自分なりのスタイルを構築してきた。

 塗りつぶすことはせずに線と線をクロスさせて描いており、「真っ黒に見える部分も真っ黒ではない」。鉛筆の濃淡が重要になるため、筆圧を調整しやすいよう紙を床の上に置いて描くのがこだわり。最近は口紅やイヤリングなど、ワンポイントで色を加えることもあるという。

 会場には、縦103センチの大作も。モデルとなる写真を片手に、電卓と定規で絵の構図を決め、1カ月ほどかけて完成させた。鉛筆画のほか、五ケ瀬町上組小学校に勤務していた時に描いたという「高千穂町五ケ所祖母傾山」「阿蘇根子岳」の油絵2点も展示している。

 佐藤さんは「絵から伝わるメッセージや思いを感じてもらえれば」と来場を呼び掛けている。時間は午前8時から午後7時(最終日は午後5時まで)。

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