夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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近所の6人に感謝状−日向市消防
日向市消防本部は15日、住宅火災現場で連携して取り残された親子を救助するため、現場で協力して活動した門川町の6人に感謝状を贈った。燃え上がる家屋に向かって、避難するよう繰り返し声を掛けたことで、親子は無事に避難でき、助かった。
感謝状を受けたのは、同町宮ケ原の吉塚信幸さん(47)=団体職員=▽中武恒人さん(51)=会社員=▽黒川徳男さん(51)=自営業=▽長友孝能さん(39)=会社員=▽中田憲治さん(52)=町職員=▽津野裕樹さん(47)=自営業=。
火事があったのは昨年12月12日午前4時48分ごろ。同町宮ケ原の木造一部鉄骨2階建ての住宅(約130平方メートル)から出火した。1階で寝ていた30代の夫は避難したものの、2階で寝ていた30代の妻と10代の娘が取り残された。
建物の燃える音や妻の助けを求める声を聞いた近くの吉塚さんらが次々に火災現場に集まった。
「2階にいた奥さんと話はできる状況だった」と吉塚さん。1階は火の手が上がり、降りられなくなっていることを知り、「飛び降りてもらうしかない」と布団を自宅から運び出したという。
見ていた中田さんも布団や毛布を持ち寄り、火災住宅の夫や集まった人たちと一緒に妻と娘に2階から飛び降りるよう声を掛けた。
ほかの人たちもはしごを取りに行ったり、地区の消防用ホースで消火活動の準備をするなど、連携して救助、救護活動。
娘は3人がかりで広げられた布団の上に飛び降り、妻は布団の近くに落ちた。2人ともけがしたものの、命に別条はなかった。
消防本部であった感謝状贈呈式には6人が出席。松木嚴生消防長が一人ひとりに感謝状と記念品を手渡し、「迅速に協力し助けていただきありがとうございました。地域コミュニティーが宮ケ原は活発だったからこそ。今後も地域や町、日向市消防への活動協力をお願いします」と述べた。
消防本部によると、消防隊が駆け付けた時が火の勢いは最も強く、建物の1階、2階の開口部から火炎が噴出している状態だった。近隣の人たちの救助活動がなければ助からなかった可能性もあったと推測。表彰者6人をはじめ、地域住民の勇敢で迅速な対応に感謝した。
吉塚さんは「けがをしたと聞き、消防の到着を待った方が良かったのかなとも思ったが、当時はこのままでは助からないと考えみんな必死だった。とにかく命が助かって良かった」。隣に住む長友さんは、「延焼で住宅の壁が損傷した。家は修理すれば直るが人命はそうはいかない。普段からあいさつやお話をする仲だったので迅速に動けたのだと思う」と話した。