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整備工事完了で説明会

本紙掲載日:2021-01-21
3面
坑内整備工事を完了した坑道「大切坑」の内部を見学する地元住民

旧土呂久鉱山の坑道大切坑−高千穂

 高千穂町岩戸土呂久地区にある旧土呂久鉱山の坑道「大切坑」の鉱害防止事業に関する住民への説明会と現場見学会がこのほど、同地区で行われた。同坑道では約50年にわたる水質改善工事が昨年3月に完了。直後に住民への説明会と現場見学会が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて延期となっていた。

 説明会は土呂久公民館で行われ、約20人が参加。町の委託を受けて工事の調査設計などを行った独立行政法人「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」の担当者や町建設課の佐藤雄二課長らが事業の概要をスクリーンを使って説明した。

 説明によると、1989年に大切坑坑内の調査設計を始め、2006年度から坑内整備工事を実施した。鉱石と水が接触するのを防ぐためにコンクリートを打ち付け、水路を整備。ロックボルトを打って崩土を防いでいる。工事によって東岸寺用水取水口(利水点)などでは、ヒ素濃度の低減傾向が見られるという。

 その後、参加者は大切坑へ移動。途中、説明を聞きながら535メートルに渡って行われた工事の様子を見学した。

 同公民館の佐藤元生館長(64)は「水が安全になったのは良かった。この場所は環境教育の材料にもなるのでは」と話していた。町は今後も水質のモニタリングなどを継続していく。

 旧土呂久鉱山は江戸時代初期に銀山として開発。1920(大正9)年ごろから62(昭和37)年に閉山されるまでの間、ヒ素や亜ヒ酸などが製造された。

 製造による煙害や健康被害を多くの住民が受けてヒ素中毒とみられる症状で亡くなった。県は73(同48)年以降、住民らを対象にした健康観察検診を実施。県環境管理課によると、昨年8月末時点で、これまでに慢性ヒ素中毒症に認定された人は210人。

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