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高千穂ムラたび−活動を評価

本紙掲載日:2021-01-22
3面
飯干淳志さん

ふるさとづくり大賞−総務省

◆代表の飯干さんが大臣表彰

 総務省のふるさとづくり大賞の今年度受賞者が21日に発表され、高千穂町の高千穂ムラたびの代表取締役で同町観光協会会長の飯干淳志さん(66)=同町向山=が総務大臣表彰を受賞した。個人での受賞は県内初。県内では2011年度の日向市財光寺農業小学校(団体)以来9年ぶり。

 受賞の発表に飯干さんは、「地方が元気がない状況の中で活動してきた。この表彰で他の方々や地域を勇気づけられればうれしい」「これからも世代継承、若い人を育てるということを心掛けながら活動していきたい」と話した。

 飯干さんは09年3月に同町役場を退職。10年6月に「高千穂ムラたび協議会」(現・高千穂ムラたび)を設立。過疎化が進む中、深い自然に恵まれた向山秋元地区で持続可能な地域づくりを目指して農業、どぶろく、甘酒、古民家オーベルジュなどの事業に取り組んできた。同町観光協会会長は19年6月に就任した。

 大賞は先進性・独自性、継続性、発展性などについて審査。飯干さんについては「役場で培った経験や知識をベースに、複合的に存在する地域課題の解決に率先して取り組み成果」「地域資源を生かした新たな産業を創出して海外を含めて販路を拡大。交流人口増大や若手の就業にも貢献」「ツーリズムも手掛けるなど地域活性化に貢献。次世代までにらんだ取り組み」などと評価した。

 大賞はふるさとづくりへの情熱や思いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図ることを目的に1983年に地域づくり総務大臣表彰として創設。2014年度から現在名。今年度は全国の21団体、8個人が受賞。県内の受賞は飯干さんのみだった。

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