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アユでいっぱいの川に

本紙掲載日:2021-04-29
8面
祝子川に稚アユを放流する組合員(提供写真)

稚魚270キロを放流−祝子川漁協

 延岡市の祝子川漁業協同組合(江上敬司郎代表理事組合長)は26日、佐藤焼酎製造場(同市祝子町)付近と大野町集会施設(同市大野町)付近の祝子川で稚アユの放流を行った。

 放流はアユの資源保護を目的として、毎年この時期に行っている。今年も県、祝子川に携わる工事業者の委託分などを合わせた270キロを2カ所に半分ずつ放った。

 放流には同漁協の役員らが立ち会い、体長6〜7センチほどに育った北浦産の稚アユをトラックのいけすからホースを使って勢いよく川へ放した。組合員らは元気に泳ぎ回る稚アユに、無事に大きく育ってほしいとの願いを込めていた。

 江上代表理事組合長は「河川工事に携わる皆さんの環境保全費などを利用させていただいた。アユがいっぱいの祝子川にしたい」と感謝した。

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