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海の豊かさを守るには?

本紙掲載日:2021-08-05
6面
エンクロスで行われたパネルディスカッション「〜海の豊かさを守ろう〜海の家×20年後の自分」

「ココカラSDGs」と難波さん共同企画

◆エンクロスでディスカッション「地球はどんどん汚染されている」

 SDGsの14番目の目標をテーマにしたパネルディスカッション「〜海の豊かさを守ろう〜海の家×20年後の自分」が7月24日、延岡市幸町の同市駅前複合施設エンクロス2階学習スペースで開かれた。

 SDGs啓発の県内第一人者で、シンク・オブ・アザーズ=日向市亀崎西=代表の難波裕扶子さん(48)がモデレーターを務め、ゲストに県立延岡星雲高校の2年生7人の探究班「延岡の海を盛り上げ隊」と、グローバル・クリーン=日向市亀崎=専務の税田倫子さん(45)が参加。地域活性化のための取り組みや現在起きている海への環境問題について話し合った。

 今年4月から始まったFMのべおかの番組「ココカラSDGs」と難波さんとの共同企画。環境問題やそれぞれの取り組みについて知ってもらい、さまざまな気付きを生み出す場にすることを目的に行った。

 税田さんは、海岸のごみを拾う「海ごみゼロ活動」や毎週月曜日に設けている「禁煙デー」など、同社で取り組んでいるSDGsに関連する活動を紹介した。また、高級食材となるひれだけを切り取ったサメを海に捨てるシャークフィニングの問題やマッコウクジラの胃から大量のプラスチックが出てきたという海の生き物の実態を説明。「地球がどんどん汚染されていることを知ってほしい」と話した。

 高校生は「延岡の海をきれいにし、海の家を建てる」を目標に活動していることをプレゼン。宮崎大学の学生と行った延岡の海の生態調査について報告し、シーグラスや貝殻などで作ったストラップで海の家の資金を集めるといった今後の見通しを発表した。

 続けて、パネルディスカッションに入り、難波さんが税田さんや生徒に海の現状について問い掛けながら進行した。アカウミガメが産卵のために上陸するお倉ケ浜を例に挙げ、「海の家を建てることで人がたくさん来て、産卵を妨げてしまうのでは」と心配な点を話し、税田さんは「そのリスクを逆手に取ると面白いと思う」と生徒にアドバイスした。

 探究班の工藤七海さん(17)は「今回パネルディスカッションに参加して、大人と協力することも大事だと感じた」、山下恭樺さん(17)は「人以外にも生物や環境に配慮した活動に取り組み、海の家の土台づくりをしていきたい」と話した。

 SDGsは、2015年9月の国連サミットで加盟193カ国が合意して採択された「持続可能な開発目標」。17の目標とそれらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されており、14番目の目標は「海の豊かさを守ろう」。

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