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1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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延岡・日向市各2人、門川町1人
県と宮崎市は4日、県内で新たに29人(県3294〜3322例目)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。宮崎市が15人で、県北は延岡市、日向市各2人、門川町1人。県内の累計感染者は3322人となった。
そのほかの市町村は高鍋町3人、西都市2人、三股町、都城市、綾町、国富町各1人。29人のうち25人が40歳代以下と若い世代の感染が目立っている。医療機関を受診しての判明は15人だった。
県感染症対策室によると、日向市の50代男性は3日発表の同市40代女性の家族。門川町40代男性は、これまでの感染者の親族。日向市30代女性と、延岡市の40代と20代の女性は医療機関を受診して判明。20代女性は中部地方への訪問歴があるという。
高鍋町の10代男性は学生6人の感染が確認されている西都児湯圏域の教育研修施設の学生で、このクラスターの感染者は7人になった。
県が発表した感染者のうち9人はこれまでの感染者の家族、同僚、知人など。5人は感染経路を調べている。
宮崎市の15人のうち、8人はこれまでの感染者の家族、友人、同僚。7人は感染経路を調査中で、鹿児島県への訪問歴、佐賀県からの来訪者と接触歴がある人が1人ずつだった。
県によると、3日時点の入院は32人。入院のうち県北は延岡西臼杵圏域で3人、日向入郷圏域で2人。宿泊・施設等療養中は45人で、うち7人が延岡市の宿泊施設に入っている。自宅療養中は50人。入院・療養調整中は44人となっている。
◆延岡市職員、さらに1人感染
延岡市は4日、市民環境部に勤務する40代の女性職員が新型コロナウイルスに感染したことが判明したと発表した。同市職員の感染者は5人目。
職員課によると、女性職員は市が3日に感染確認を発表した職員と同じ課に所属。4日、体調不良のため休み、病院を受診、PCR検査で陽性と判明した。
感染判明後、市は女性職員の執務室や共用スペースの消毒を行った。行動歴や濃厚接触者などの情報については、延岡保健所で調べている。
女性職員は2日と3日に出勤。この間、市民への応対を1件(2人)行っていた。市は該当する市民に対し、体調に留意するよう連絡。濃厚接触者に当たる可能性がある職員4人を感染の恐れがなくなるまで出勤させないこととした。
同課は「風邪などの症状が出た時には速やかに病院受診することをさらに徹底するとともに、感染リスクが高まる『五つの場面』の回避など感染防止対策を強化していく」としている。
◆新たにクラスター3件−宮崎市
宮崎市は5日、市内で新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集
団)を新たに3件確認したと発表した。午後2時に記者発表する。
◆5日、40人未満
県は5日午前、新型コロナウイルスの新たな感染者が40人未満になる見込みと発表した。河野知事は午後2時30分から、最新の感染状況を踏まえた今後の対応などについて記者会見する。確定値は会見後に公表する見通し。