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夏の思い出をつくって−エンクロス

本紙掲載日:2021-08-12
2面
「のべおか夜市」を開催するエンクロスのスタッフ

14日「のべおか夜市」開催−来場は市内在住者限定

 新型コロナウイルスの影響でさまざまなイベントが中止となる中、延岡市駅前複合施設エンクロス(後藤真館長)は14日午後5時から「のべおか夜市」を開く。11店舗が出店する小規模な祭りで「夏の思い出の一つになれば」と願っている。

 例年であれば各地で夏祭りや花火大会が開かれるが、コロナ禍で昨年から次々と中止となっていることから、「販売、宣伝できる場を提供できれば」と企画した。

 会場は、施設内のキッズスペースそばにあるキッズガーデン。「幅広い年齢層の人たちに楽しんでもらえるように」と中華、カレー、アイスクリーム、焼き菓子、弁当など飲食物を販売する7店舗、オーガニック野菜など農産物を販売する3店舗、雑貨などを販売する1店舗が並ぶ。

 「『何かエンクロスがやるらしい』と、駅前施設だからこそ寄りたくなるイベントをつくりたいという思いもあった」と担当者の山田翔夢さん(24)。「出店者はもちろん、参加者にも家族、友人、恋人と感染症対策をしながら夏の思い出をつくってほしい」と呼び掛けている。

 時間は午後8時までを予定。人数制限して入場案内するなど感染症対策を徹底して行う。イベントは県の緊急事態宣言を受けた延岡市の方針に基づき、来場者は2週間以内に県外との往来がない市内在住者に限定する。問い合わせはエンクロス(電話延岡20・3900)。

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